特許
J-GLOBAL ID:200903009564901280
カルサイト型球状炭酸カルシウム及びその製造方法
発明者:
,
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
阿形 明 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-175717
公開番号(公開出願番号):特開平7-033433
出願日: 1993年07月15日
公開日(公表日): 1995年02月03日
要約:
【要約】【構成】 平均粒径0.1〜1.5μmのカルサイト型球状炭酸カルシウムである。この製法は、Ca(OH)2水性スラリーとCO2含有ガスとの反応時に、反応液の導電率を一次降下最下点付近に達せしめたところでリンの酸素酸塩あるいは不飽和カルボン酸の重合体又は共重合体の塩からなる添加剤を反応液中のCa(OH)2換算量100重量部に対し所定割合で添加し、炭酸化率20〜60%まで反応させ、次いでこの反応液と、Ca(OH)2水性スラリーと二酸化炭素含有ガスとを反応液の導電率が一次降下最下点付近に達するまで反応させて得た反応液とを、これらのCa(OH)2換算モル比が所定割合になるよう混合する。【効果】 平均粒径が最大でも1.5μmという球状微粒であるので、最密充填しやすく、分散性や滑り性が良好であり、結晶系がカルサイト型で安定であるので、製紙用の顔料又は填料、塗料用顔料、研磨剤、プラスチック又はゴム用充填剤、特に磁気テープベースフイルム用滑剤、化粧料として好適。
請求項(抜粋):
平均粒径0.1〜1.5μmのカルサイト型球状炭酸カルシウム。
引用特許:
前のページに戻る