特許
J-GLOBAL ID:200903009567411330

インクジェット式記録装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴木 喜三郎 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-273238
公開番号(公開出願番号):特開2001-088313
出願日: 1999年09月27日
公開日(公表日): 2001年04月03日
要約:
【要約】【課題】 記録用紙等をインクにより汚染させることのないインクジェット式記録装置を提供すること。【解決手段】 記録ヘッドのクリーニング操作等に用いられるキャッピング手段6は、硬質性素材によるキャップホルダ9に対して軟質製素材によるキャップ部材7が例えば二色成形法によって形成されている。キャップ部材7がキャップホルダ9の開口端面に対して突出して形成され、その突出高さが、キャップホルダの開口端面に接するキャップ部材の立上り部から、その外周面に位置するキャップホルダの開口縁部に至る水平方向の幅よりも大きくなるように構成されている。したがって、キャップ部材の外周面に滞留しようとするインクを重力方向に逃がすことができ、キャップ部材の外周面に滞留するインクが記録ヘッドに付着して記録用紙を汚染させるという問題を最小限にとどめることが可能となる。
請求項(抜粋):
印刷デ-タに対応してインク滴を吐出するインクジェット式記録ヘッドと、前記記録ヘッドのノズル形成面を封止すると共に、吸引ポンプからの負圧を受けて前記記録ヘッドからインクを吸引排出するキャッピング手段とを具備したインクジェット式記録装置であって、前記キャッピング手段には、記録ヘッドのノズル形成面に当接してノズル形成面をシールする軟質性素材により形成されたキャップ部材と、前記キャップ部材を保持する硬質性素材により形成されたキャップホルダとが具備され、前記キャップ部材は、前記キャップホルダの内側面において、キャップホルダの開口端面に対して突出して形成されると共に、前記キャップホルダの開口端面からのキャップ部材の突出高さYと、キャップホルダの開口端面に接するキャップ部材の立上り部から、その外周面に位置するキャップホルダの開口縁部に至る水平方向の幅Xとの寸法関係が、X<Yとなるように構成されていることを特徴とするインクジェット式記録装置。
Fターム (5件):
2C056EA17 ,  2C056JA02 ,  2C056JA10 ,  2C056JA13 ,  2C056JC20
引用特許:
出願人引用 (3件) 審査官引用 (3件)

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