特許
J-GLOBAL ID:200903009573283557

プロセス間通信処理を行う情報処理システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 富田 和子
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-037983
公開番号(公開出願番号):特開平5-233328
出願日: 1992年02月25日
公開日(公表日): 1993年09月10日
要約:
【要約】【目的】メモリ性能の高速化による通信速度の向上とは異なる方法によって通信速度を向上させたプロセス間通信処理を行う情報処理システムを提供することにある。【構成】21、22は各々プロセス間通信を行なう送信プロセス、受信プロセスの仮想空間であり、送信プロセス用ペ-ジテ-ブル23、受信プロセス用ペ-ジテ-ブル24を介して、メモリ2の物理ペ-ジにマッピングされる。ここで、送信デ-タエリア29はペ-ジテ-ブル23のエントリnにより、受信デ-タエリア30はペ-ジテ-ブル24のエントリmにより、物理メモリに対応づけられており、ペ-ジテ-ブル23のエントリnと、ペ-ジテ-ブルのエントリmの内容を入れ替えることにより、メモリ上のデ-タコピ-を伴わない見かけ上のメモリコピ-を実現できる。【効果】本発明により、メモリ上でのデ-タコピ-を伴わない、プロセス間通信を実現できる。
請求項(抜粋):
オペレ-ティングシステムにより管理され、データのアドレスのうちのページ番号とページ番号に対応したページアドレスとを格納するエントリを有するペ-ジテ-ブルを用いた仮想記憶を有し、複数のプロセス間のプロセス間通信処理を行う情報処理システムにおいて、仮想空間上に、送信側のプロセスが送信する送信データを格納するページと、受信側のプロセスが受信した受信データを格納するページと、送信データのページアドレスを、受信データを格納するページのページ番号に対応したエントリへ直接または間接に設定することによりプロセス間通信を行なう管理手段とを有することを特徴とするプロセス間通信処理を行う情報処理システム

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