特許
J-GLOBAL ID:200903009575822064

乗員保護装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大島 陽一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-352989
公開番号(公開出願番号):特開2002-154398
出願日: 2000年11月20日
公開日(公表日): 2002年05月28日
要約:
【要約】【課題】 衝突状況に応じた乗員減速度の好適な低減を実現する。【解決手段】 シート4を後退駆動させるためのアクチュエータ11と、メインフレーム1の圧縮変形量を検出する変形量検出センサ18と、衝突センサ21aと、各センサの検出信号に応じてアクチュエータを作動させる制御を行うECU21とを設けると共に、アクチュエータのピストン13の移動量を変えるための可動ロッド15をアクチュエータに設け、変形量に応じて移動量を変えるように可動ロッド15を変位させる。【効果】 衝突状況に応じてシートの後退方向移動量を加減でき、正面衝突やオフセット衝突など様々な衝突状況に応じた好適な減速度波形を生じさせて、衝突時における乗員減速度の好適な低減を実現し得る。
請求項(抜粋):
車体に対して変位可能に支持されかつ着座した乗員を拘束するシートベルトを備えたシートと、衝突時に上記変位方向に圧縮変形するように設けられた衝撃吸収部材と、衝突を検出する衝突センサと、前記衝撃吸収部材の圧縮変形量を検出する変形量検出手段と、前記シートを後退方向へ駆動するためのシート駆動手段と、前記シートの後退方向移動量を可変設定可能に規制する可変ストッパと、前記衝突センサにより衝突を検出した際に前記シート駆動手段により前記シートを前記後退方向へ駆動すると共に前記変形量検出手段により検出された圧縮変形量に応じて前記可変ストッパによる前記後退方向移動量を変えるように制御する制御手段とを有することを特徴とする乗員保護装置。

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