特許
J-GLOBAL ID:200903009579434476

復調回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 梅田 勝
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-279327
公開番号(公開出願番号):特開平5-122263
出願日: 1991年10月25日
公開日(公表日): 1993年05月18日
要約:
【要約】【目的】 復調用の電圧制御発振器の近傍に温度センサを設けることにより、温度補償を行い、復調回路の同期はずれを防止する。【構成】 復調回路の復調に使用される搬送波fC を出力する電圧制御発振器3の近傍に温度センサ8を設け、周波数制御手段9は定期的に温度センサ8からデータを取り込む。周波数制御手段9は取り込んだ温度データからその温度に対応する補正値を補正値テーブルより選択し、あらかじめ設定されているAFCの許容範囲の中心値を補正値で修正し、新しい許容範囲の中心値とする。これにより電圧制御発振器3の温度変化による周波数ドリフトに追従して、AFCの許容範囲を変化させることができる。
請求項(抜粋):
高周波のディジタル変調信号を中間周波数に変換する周波数変換手段と、中間周波数に変換されたディジタル変調信号を復調する同期検波回路と、復調用の搬送波を再生する電圧制御発振器と、復調された信号を基に搬送波が同期したか否かを判定して同期検出信号を出力する同期検出回路と、復調された信号から前記電圧制御発振器用の制御電圧を出力する誤差電圧出力回路からなる搬送波再生回路を備える復調手段と、中間周波数に変換されたディジタル変調信号もしくは、前記復調手段で再生された搬送波と、前記同期検出信号によって前記周波数変換手段を制御し、前記復調手段に入力されるディジタル変調信号の周波数を許容範囲内に安定化する周波数制御手段からなる復調回路において、前記搬送波再生回路の電圧制御発振器の近傍に温度センサを設け、前記周波数制御手段は温度センサの出力に応じて、前記周波数制御手段にあらかじめ蓄えられている補正値を参照して前記復調手段に入力されるディジタル変調信号の周波数許容範囲の中心値を変化させることによって、前記復調手段に入力されるディジタル変調信号の周波数を温度に応じた許容範囲に安定化することを特徴とする復調回路。
IPC (2件):
H04L 27/22 ,  H04L 27/38

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