特許
J-GLOBAL ID:200903009591507497

自動変速機におけるパワーオン・シフトダウン変速制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大西 正悟
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-068995
公開番号(公開出願番号):特開平6-316231
出願日: 1988年04月26日
公開日(公表日): 1994年11月15日
要約:
【要約】【目的】 油圧作動摩擦係合要素を用いた自動変速機におけるパワーオン・シフトダウン変速の変速フィーリングを向上させる。【構成】 複数の変速用油圧作動摩擦係合要素(11C等)と、これらへの係合を制御して変速を行わせる変速制御手段(20)と、係合油圧を電気駆動アクチュエータを用いて制御する油圧制御手段(56)とを有した自動変速機において、パワーオン・シフトダウン変速時に、変速指令出力時から、変速前段用摩擦係合要素の係合油圧を排出させ、電気駆動アクチュエータにより変速後段用摩擦係合要素への供給油圧を低下させ、シフトダウン変速の完了段階において入出力回転数比をほぼ1.0にするために必要な変速後段用油圧作動摩擦係合要素に供給する係合油圧の補正値および補正値に対応する電気駆動アクチュエータの駆動電流補正値を求め、シフトダウンの完了段階においては、この補正された駆動電流に基づいて電気駆動アクチュエータの駆動制御を行う。
請求項(抜粋):
複数の変速用油圧作動摩擦係合要素と、これら摩擦係合要素への係合油圧の供給を制御して変速を行わせる変速制御手段と、前記係合油圧を電気駆動アクチュエータを用いて制御する油圧制御手段とを有してなる自動変速機において、パワーオン状態で前記変速制御手段によりシフトダウン変速がなされる時での変速制御方法であって、前記シフトダウン変速指令が発せられたときに変速後段用の前記摩擦係合要素の入出力回転数比(=出力回転数/入力回転数)を検出し、前記シフトダウン変速指令が発せられたときから、変速前段用の前記摩擦係合要素への供給油圧を排出させるとともに前記電気駆動アクチュエータの駆動電流を低下させて変速後段用の前記摩擦係合要素への供給油圧を低下させ、前記シフトダウン変速の完了段階において前記入出力回転数比をほぼ1.0にするために必要な変速後段用油圧作動摩擦係合要素に供給する係合油圧の補正値を求め、この補正値から前記電気駆動アクチュエータの駆動電流補正値を求め、前記シフトダウンの完了段階においては、この補正値を用いて補正された駆動電流に基づいて前記電気駆動アクチュエータの駆動制御を行うことを特徴とする自動変速機におけるパワーオン・シフトダウン変速制御方法。
IPC (3件):
B60K 41/06 ,  F16H 61/04 ,  F16D 25/14

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