特許
J-GLOBAL ID:200903009594535122

医療用小型X線画像検出装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 長谷川 芳樹 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-091101
公開番号(公開出願番号):特開平10-282243
出願日: 1997年04月09日
公開日(公表日): 1998年10月23日
要約:
【要約】【課題】 口腔内に挿入して使用する際の患者の負担が少ない薄型で高感度の医療用小型X線撮像装置を提供する。【解決手段】 遮光性合成樹脂製の容器14内部に、X線入射面側からX線蛍光体1と、鉛粒子を混入した光ファイバプレート2と、CCD素子3と、銅タングステン製のX線遮蔽材4が固定用基板5上に積層されて封入されている。固定用基板5には、入射面の3辺に沿って突起部6が設けられ、光ファイバプレート2はこれらの突起部6と側面が近接あるいは接触するように固定されている。CCD素子3の出力信号は、入射面裏面に設けられたFPC用コネクタ11、FPC13を介しケーブル23に接続され、ケーブル23は、容器の凸部16から外部に引き出されている。
請求項(抜粋):
口腔内に挿入されて歯牙撮影に用いられる医療用小型X線画像検出装置において、入射面から入射したX線を可視光に変換して前記入射面と反対の面から出力する矩形板状のX線蛍光体と、前記X線蛍光体の入射面と反対の面に設けられ、前記X線蛍光体から出力された可視光を積層方向に伝送する光ファイバプレートと、前記光ファイバプレートの可視光の出射面に設けられ、前記光ファイバプレートによって伝送された可視光による画像を2次元に配列された画素により画像に対応した電気信号に変換する固体撮像素子と、前記固体撮像素子の入射面の背面に設けられるX線を吸収して遮蔽するX線遮蔽材と、前記X線遮蔽材が固定された一方の面上の3辺に沿って各辺のそれぞれに1又は2以上のX線の入射面方向に突出する突起部が設けられ、前記突起部の内向する側面と前記光ファイバプレートの側面が接触又は近接しており、前記一方の面の他の1辺に沿って前記固体撮像素子の駆動電源端子及び前記電気信号の出力端子に電気的に接続された電極取り出し端子が設けられ、他方の面の略中央部に前記電極取り出し端子と電気的に接続された出力電極端子が設けられている固定用基板と、一端が前記出力電極端子に電気的に接続され、他端が外部の駆動電源及び画像表示装置に接続されている折り曲げ自在のケーブルと、前記固定用基板及び前記固定用基板上に積層された前記X線蛍光体等からなるX線画像検出素子が内部に封入されており、前記ケーブルの外部への引き出し部を有する容器と、を備えることを特徴とする医療用小型X線画像検出装置。
IPC (4件):
G01T 1/20 ,  A61B 6/14 300 ,  G01T 1/29 ,  H04N 5/32
FI (4件):
G01T 1/20 E ,  A61B 6/14 300 ,  G01T 1/29 D ,  H04N 5/32
引用特許:
審査官引用 (4件)
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