特許
J-GLOBAL ID:200903009595538168
CDMA受信装置、及びそのチャネル推定装置と方法
発明者:
出願人/特許権者:
,
代理人 (3件):
机 昌彦
, 河合 信明
, 谷澤 靖久
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-183255
公開番号(公開出願番号):特開2005-020445
出願日: 2003年06月26日
公開日(公表日): 2005年01月20日
要約:
【課題】忘却係数による再帰形フィルタを用いてチャネル推定を行う場合に、過渡状態でのチャネル推定の誤差を減少させ、同期確立までの時間を改善する。【解決手段】乗算器421で受信したパイロットシンボルとその複素共役との乗算を行い、複素共役正規化回路422は、それを複素共役正規化し、スロットごとの瞬時のチャネル推定値を算出する。一方、忘却係数算出回路425は、パス検出回路からのパスレベル情報に基づいて基準忘却係数の値を変更した忘却係数を算出し、忘却回路426は、これを前回(前スロット)のチャネル推定値に重み付けとして掛け合わせる。加算器423は、複素共役正規化回路の出力と、忘却回路の出力とを加算し、今回(現スロット)のチャネル推定値として出力する。【選択図】 図2
請求項(抜粋):
CDMA通信方式の受信装置に用いられ、受信した拡散符号で拡散された信号を逆拡散して得られた信号に対し、当該信号に挿入されているパイロットシンボルに基づいて当該信号全体の位相の回転を推定し補正するチャネル推定装置において、
拡散符号で拡散されている受信信号からパスを検出し、そのタイミングを示すパスタイミング情報及びレベルを示すパスレベル情報を出力するパス検出手段と、
前記パスタイミング情報に従って前記拡散符号で拡散されている受信信号を逆拡散して得られた信号から所定期間ごとにパイロットシンボルを抽出しその位相回転を判定して瞬時のチャネル推定値を算出し、前回期間における最終的なチャネル推定値に忘却係数を掛けた結果と加算することにより、今回期間における前記拡散して得られた信号全体の位相の回転を補正するための最終的なチャネル推定値として出力し、かつ、前記忘却係数の値を前記パスレベル情報に応じて変化させるチャネル推定手段と、
前記チャネル推定手段からのチャネル推定値に基づいて、前記拡散して得られた信号全体の位相の回転を補正する位相補正手段とを備えることを特徴とするチャネル推定装置。
IPC (2件):
FI (2件):
Fターム (6件):
5K022EE02
, 5K022EE36
, 5K046AA05
, 5K046EE47
, 5K046EE56
, 5K046EF03
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