特許

J-GLOBAL ID：200903009601514837

音場拡大制御装置

発明者： 大和 俊孝 ,  小脇 宏 ,  山口 博之
出願人/特許権者： 富士通テン株式会社
代理人 (1件)： 西教 圭一郎 (外1名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平3-312774
公開番号（公開出願番号）：特開平5-153698
出願日： 1991年11月27日
公開日（公表日）： 1993年06月18日
要約：

【要約】【目的】 聴取者の前方付近に定位すべき音像がぼやけることなく、左右スピーカの外側に音場を拡大する。【構成】 左右両チャネルの音響信号相互間の相関度を相関検出部19または19aによって検出し、その検出結果に応答して、左右各チャネルの音響信号のレベルおよび位相を補正して作成される右左各チャネルのクロストーク信号のレベルを調整する。これによって、前記相関度の高いボーカル音声などは聴取者3a,4aの前方方向に音像がぼやけることのない高い音質で再生することができ、またスピーカSL,SRによって形成される音場の左右端付近に定位する音像を該スピーカSL,SRよりも外側に定位させることができる。

請求項（抜粋）：

左右両チャネルのステレオ音響信号を出力する音響信号源と、前記音響信号源からの左右各チャネルの音響信号の位相またはレベルの少なくともいずれか一方を補正して右左各チャネルのクロストーク信号を作成するクロストーク信号作成手段と、前記音響信号源からの左右両チャネルの音響信号相互間の相関度を検出する検出手段と、前記検出手段の検出結果に応答し、前記クロストーク信号のレベルを調整する調整手段と、調整手段からの左右各チャネルの音響信号を、音響信号源からの左右各チャネルの音響信号にそれぞれ加算して出力する加算手段とを含むことを特徴とする音場拡大制御装置。