特許
J-GLOBAL ID:200903009604041379

熱可塑性重合体組成物

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 辻 良子
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-210772
公開番号(公開出願番号):特開平8-143766
出願日: 1994年08月12日
公開日(公表日): 1996年06月04日
要約:
【要約】【構成】 熱可塑性ポリウレタン(A)を50〜90重量%、オレフィン系エラストマー(B)を5〜15重量%及び芳香族ビニル化合物-共役ジエンブロック共重合体(C)を5〜35重量%の割合で含有し、場合により(A)〜(C)の合計重量に対してポリオレフィン樹脂3〜10重量%及び/又は高級脂肪酸ビスアミド0.3〜4重量%を含有する重合体組成物であって、前記ポリウレタン(A)が、3-メチル-1,5-ペンタンジオール及び/又は2-メチル-1,8-オクタンジオールを30モル%以上含有するジオール成分とジカルボン酸成分とからなるポリエステルジオール、有機ジイソシアネート及び鎖伸長剤の反応により得られたポリウレタンである重合体組成物、並びに該重合体組成物よりなるフイルム、シートなどの成形品及び積層体【効果】 本発明の重合体組成物は非粘着性、耐ブロッキング性及び離型性に優れ、フイルム、その他の成形品、積層体等を離型紙や離型剤を使用せずに製造でき、フイルム等は巻戻しが簡単にでき、しかもフイルム等の成形品は弾性回復性、柔軟性に優れている。
請求項(抜粋):
(i) 熱可塑性ポリウレタン(A)、オレフィン系エラストマー(B)および芳香族ビニル化合物-共役ジエンブロック共重合体(C)を含有する重合体組成物であって;(ii) (A)〜(C)の合計重量に基づいて、熱可塑性ポリウレタン(A)を50〜90重量%、オレフィン系エラストマー(B)を5〜15重量%および芳香族ビニル化合物-共役ジエンブロック共重合体(C)を5〜35重量%の割合で含有し;そして、(iii) 熱可塑性ポリウレタン(A)が、ポリエステルジオール、有機ジイソシアネートおよび鎖伸長剤の反応により得られた熱可塑性ポリウレタンであり;且つ(iv) 熱可塑性ポリウレタン(A)の製造に用いた前記ポリエステルジオールが、ジカルボン酸またはそのエステル形成性誘導体と、3-メチル-1,5-ペンタンジオールおよび2-メチル-1,8-オクタンジオールの少なくとも一方を30モル%以上含有するジオール成分とを反応させて得られたポリエステルジオールである;ことを特徴とする熱可塑性重合体組成物。
IPC (11件):
C08L 75/04 NGG ,  C08L 75/04 NGB ,  B32B 27/06 ,  C08G 18/66 NEX ,  C08J 5/18 CFF ,  C08K 5/20 ,  C08L 23/00 LCN ,  C08L 23/00 LCQ ,  C08L 53/02 LLW ,  C08L 53/02 LLY ,  C08L 53/02 LLZ

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