特許
J-GLOBAL ID:200903009604111229

記録再生方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小鍜治 明 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-120241
公開番号(公開出願番号):特開平6-028773
出願日: 1992年05月13日
公開日(公表日): 1994年02月04日
要約:
【要約】【目的】 ディスク記憶装置を用いて、音楽、音声信号の連続記録再生を保証しながら、音声が再生出力されるまでの時間を早くする。【構成】 ディジタル音声信号の入出力部1と、データの連続記憶あるいは再生が保証されるNチャンネル分データの最小単位LBバイトが記憶媒体6上に記憶される様に、逆に記憶媒体6からのデータが、バッファ4、入出力部1間のデータ配列となるようにデータ並びを制御するデータ配列部2と、少なくとも2つのバッファメモリ部4と、第Nチャンネルの第1サンプル目データがバッファ4に書き込まれる時間を図る時間計測部、あるいは書き込まれたことを検出するデータ検出部3と、ヘッド5と、記憶媒体部6とを備え、少なくとも第Nチャンネルの第1のサンプル目がバッファ4に書き込まれたことが計測あるいは検出されたら、このバッファ4のデータを記憶媒体6あるいは入出力部1へ転送する。
請求項(抜粋):
単一、あるいは複数チャンネルのディジタルの音声信号が入力あるいは出力される入出力部と、データ入力時には、この入出力部から取り込まれた、以下に記載される最小記憶単位LB[バイト]分のデータが、p、rを任意の正の整数、Nをチャンネル数、1サンプルをq[バイト]とした時に、LB=r×q×Nの関係で表されるものとし、第1チャンネルから第Nチャンネルの第1サンプル、第1チャンネルから第Nチャンネルの第2サンプル、・・・、第1チャンネルから第Nチャンネルの第rサンプルの順に(q×N)バイトのNサンプルで構成される基本構成で、最終の各チャンネが第rサンプルとなるように基本構成のr回の繰り返しで並び変えられ、データ出力時には、逆にバッファからの、以下に記載される最小再生単位LB[バイト]分のデータが、データ入力時の入出力部データ配列と同じになるようにデータが並び変えられように制御するデータ配列部と、少なくとも2つのバッファメモリ部と、第Nチャンネルの第1サンプル目データがバッファに書き込まれるまでの時間を図る時間計測部、あるいは書き込まれたことを検出するデータ検出部と、ヘッドと、記憶媒体部とを備え、入出力部とバッファ間のデータ転送レートがVO[バイト/秒]、バッファと記憶媒体間のデータ転送レートがVS[バイト/秒]、記憶媒体の最大シーク時間がTSK[秒]、データの連続記憶あるいは連続再生が保証される、1回のアクセスでの最小記憶あるいは最小再生単位がLB[バイト]と表された時に、最小記憶あるいは最小再生単位LBが LB≧VS×VO×TSK/(VSーVO)を満足するようにし、記憶媒体へのデータの書き込み時には、入出力部からのデータがデータ配列部の制御に従って、第1のバッファ、第2のバッファに交互に少なくともこの最小記憶単位LB[バイト]分づつ前記データ配列に従って書き込まれ、バッファがいっぱいになったら、あるいは、少なくとも、第Nチャンネルの第1のサンプルがバッファに書き込まれたことが時間計測部あるいはデータ検出部で検出されたら、このバッファの第1チャンネルの第1サンプルから順次読み出され、ヘッドに送られ、記憶媒体部で記憶され、再生時には、記憶媒体部からヘッドで、少なくとも前記最小再生単位LB[バイト]を単位としてデータが読み出され、第1のバッファ、第2のバッファに交互に少なくともこの最小再生単位LB[バイト]分づつ前記データ配列に従って書き込まれ、バッファがいっぱいになったら、あるいは、少なくとも、第Nチャンネルの第1のサンプルがバッファに書き込まれたことが時間計測部あるいはデータ検出部で検出されたら、データ配列部の制御に従って、このバッファの第1チャンネルの第1サンプル、第2チャンネルの第1サンプル、第3チャンネルの第1サンプル、・・・、第Nチャンネルの第1サンプル、第1チャンネルの第2サンプル、第2チャンネルの第2サンプル、第3チャンネルの第2サンプル、・・・、第1チャンネルの第rサンプル、第2チャンネルの第rチャンネル、第3チャンネルの第rサンプル、・・・、第Nチャンネルの第rサンプルの順に読み出され、入出力部に転送されることを特徴とする記録再生方法。

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