特許
J-GLOBAL ID:200903009606090792
電子写真式製版印刷版の作成方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
萩野 平 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-019897
公開番号(公開出願番号):特開平8-194341
出願日: 1995年01月13日
公開日(公表日): 1996年07月30日
要約:
【要約】【目的】 転写層の電子写真特性の良否を勘案することなく良好な画像が得られ、且つ転写層の転写性及び不感脂化処理性が優れ、更に製版時間を短縮化及び感光体の耐久性向上が達成できる。【構成】 電子写真プロセスにより剥離性を有する電子写真感光体11上にトナー画像3を形成し、Tgの異なる二種以上の樹脂を同一粒子内に含有する樹脂粒子(AL)をトナー画像3上に電着塗布法により成膜して第1転写層12T1を形成、更にTgの高い樹脂を含有する第2転写層12T2を形成した後、トナー画像3と転写層12T1,12T2を、印刷時に平版印刷可能な親水性表面となる被転写材16に転写し、非画像部の転写層12T1,12T2をを化学反応処理で除去して製版印刷版を作成する。
請求項(抜粋):
電子写真プロセスにより電子写真感光体上にトナー画像を形成し、次いで、ガラス転移点10〜140°C又は軟化点35°C〜180°Cの樹脂(A1)及びガラス転移点45°C以下又は軟化点60°C以下の樹脂(A2)であって、樹脂(A1)のガラス転移点又は軟化点が樹脂(A2)のそれよりも2°C以上高い少なくとも二種の樹脂を同一粒子内に含有してなる熱可塑性樹脂粒子(AL)を主として含有する粒子を該トナー画像上に電着塗布法により成膜して第1転写層(T1)を形成し、更にこの層の上に上記樹脂(A2)を主として含有する第2転写層(T2)を設けて積層構造とすることにより化学反応処理で除去可能な樹脂(A)を主として含有する剥離可能な転写層を形成した後、該トナー画像と該転写層を、印刷時に平版印刷可能な親水性表面となる被転写材に転写し、次いで、該転写された被転写材の非画像部の転写層を化学反応処理により除去することを特徴とする電子写真式製版印刷版の作成方法。
IPC (2件):
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