特許
J-GLOBAL ID:200903009613182392

減衰力発生構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 天野 泉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-268858
公開番号(公開出願番号):特開平11-294515
出願日: 1998年09月24日
公開日(公表日): 1999年10月29日
要約:
【要約】【課題】 ピストン速度が中速〜高速域にあるときの減衰力を相対的に大きくすることなしに、ピストン速度が微低速〜低速域にあるときの減衰力をピストン速度にほぼ比例してリニアに立ち上がらせる。【解決手段】 シリンダ13内にピストン5を介して上下二つの油室A,Bを区画し、この二つの油室はピストンに設けたポート5Bを介して連通し、ポートの出口側開口窓5Eに一つ又は複数のオリフィス101Aを形成した窓側リーフバルブ101を開閉自在に設け、窓側リーフバルブの下側に上記オリフィスに連通するチョーク通路102Bを形成したスペーサ102を設けるか、或いはスプリングシート10又はピストンナット12のいずれか一方に上記オリフィスを下流に連通させるチョーク通路を設ける。
請求項(抜粋):
シリンダ内にピストンを介して上下二つの油室を区画し、二つの油室はピストンに設けたポートを介して連通し、当該ポートの出口側開口窓に伸側減衰力発生弁を開閉自在に設け、当該伸側減衰力発生弁はピストンを保持するピストンナットの外周に直列に設けたスプリングシートとスプリングとで常時閉じ方向に付勢されている油圧緩衝器において、上記伸側減衰力発生弁は、スプリングシート上に支持された下側リーフバルブと、下側リーフバルブ上に支持され且つ下部室に一部開放された一つ又は複数のチョーク通路を備えたリーフ状スペーサと、スペーサ上に支持されるとともに上記チョーク通路に連通する一つ又は複数のオリフィスを備えた窓側リーフバルブとで構成され、ポートから流出した圧油を上記オリフィスとチョーク通路を介して下部室に流出させることを特徴とする油圧緩衝器の減衰力発生構造。
IPC (2件):
F16F 9/50 ,  F16F 9/348
FI (2件):
F16F 9/50 ,  F16F 9/348
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平1-135936
  • 特開昭61-274133

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