特許
J-GLOBAL ID:200903009614071993

データ駆動型情報処理装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 深見 久郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-301768
公開番号(公開出願番号):特開平5-143755
出願日: 1991年11月18日
公開日(公表日): 1993年06月11日
要約:
【要約】【目的】 この発明の目的は、複数のデータ駆動型情報処理装置を結合して1つのシステムを構成する場合に、データパケットのフィールド構成の有効利用を図って、プログラム容量を増大させることのできるデータ駆動型情報処理装置を提供することである。【構成】 データ駆動型プロセッサ10iに与えられるデータパケットPAの行先フィールドF1はプロセッサ番号PE1ならびにノード番号NDを格納し、プロセッサ番号フィールドF11のビット幅を縮小可能にして、空になったフィールドをノード番号フィールドF12に割振ることによって、該プロセッサ10iで取扱うことのできるノード数を、すなわちデータフロープログラムの容量を増加させることが可能なように構成される。
請求項(抜粋):
複数の行先情報および複数の命令情報からなるデータフロープログラムを記憶し、行先フィールド、命令フィールド、第1のデータフィールドおよび第2のデータフィールドからなるデータパケットを入力し、そのデータパケットの行先フィールドの内容に基づくアドレスを指定することによって、前記データフロープログラムの次位の行先情報および次位の命令情報を読出し、それらの各情報を前記データパケットの行先フィールドおよび命令フィールドにそれぞれ格納して出力するプログラム記憶手段と、前記プログラム記憶手段から出力される前記データパケットの待ち合せを行ない、行先情報が一致する2つのデータパケットの内一方のデータパケットの第1のデータフィールドのデータを他方のデータパケットの第2のデータフィールドに格納してその他方のデータパケットを出力するデータ対生成手段と、前記データ対生成手段から出力される前記データパケットを入力し、そのデータパケットの命令フィールドの命令情報を解読し、前記第1および第2のデータフィールドの2つのデータに対して所定の演算処理を施し、その結果をそのデータパケットの第1のデータフィールドに格納して出力する演算処理手段とから構成されるデータ駆動型情報処理装置において、複数の前記情報処理装置を結合し、1つのシステムを構成する場合に、前記行先情報は、少なくとも該パケットが処理されるべき前記情報処理装置を一意に特定するための行先プロセッサ番号および前記アドレスを特定するための行先ノード番号を含み、該行先情報を格納する行先フィールドのフィールド構成を可変にすることにより、前記システムを構成する前記情報処理装置の台数に応じて行先フィールドを効果的に利用できることを特徴とする、データ駆動型情報処理装置。
IPC (2件):
G06F 15/82 ,  G06F 15/16 310

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