特許
J-GLOBAL ID:200903009614848203

質量分析による生物学的試料の分析のための方法および装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 清水 初志 ,  新見 浩一
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-536711
公開番号(公開出願番号):特表2005-539199
出願日: 2002年09月18日
公開日(公表日): 2005年12月22日
要約:
試料中のタンパク質をはじめとする生体物質および生体異物を分析する方法および装置。標本を調製し、この標本には、エネルギー吸収性マトリックスを含有させることができる。標本にレーザービームを照射して、標本からタンパク質を放出させる。放出されたタンパク質の原子質量を、ある原子質量の範囲について測定する。原子質量範囲内の目的とする原子質量窓を分析して、試料中の特定のタンパク質の空間配置を決定し、それらの特定のタンパク質を空間配置の関数として識別する。タンパク質を分析することにより、試料中の疾患をモニタリングし、分類することができる。
請求項(抜粋):
試料中のタンパク質を分析する方法であって、 (a)エネルギー吸収性マトリックスを含む標本を作製し、 (b)この標本にレーザービームを照射して、標本上の所定の第一レーザースポットから、第一試料タンパク質を放出させ、 (c)放出された第一試料タンパク質の原子質量を、原子質量範囲について測定し、 (d)標本を、レーザービームに対して、所定の第一レーザースポットの寸法と機能的に相関する所定の直線距離だけ移動させ、 (e)標本にレーザービームを照射して、標本上の所定の第二レーザースポットから、第二試料タンパク質を放出させ、 (f)放出された第二試料タンパク質の原子質量を、原子質量範囲について測定し、 (g)原子質量範囲内の目的とする原子質量窓を分析して、試料中の特定のタンパク質の空間配置を決定し、かつ、 (h)特定のタンパク質を、空間配置の関数として識別する 過程を含む方法。
IPC (2件):
G01N27/62 ,  G01N27/64
FI (3件):
G01N27/62 V ,  G01N27/62 Y ,  G01N27/64 B
引用文献:
審査官引用 (2件)

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