特許
J-GLOBAL ID:200903009617083984

熱収縮性ポリ乳酸系積層フィルム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 竹内 三郎 ,  市澤 道夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-060995
公開番号(公開出願番号):特開2004-268372
出願日: 2003年03月07日
公開日(公表日): 2004年09月30日
要約:
【課題】生分解性、透明性が良好で且つ耐破断性にも優れたポリ乳酸系重合体を主たる材料とする熱収縮性フィルムを提供する。【解決手段】ポリ乳酸系重合体、脂肪族ポリエステル樹脂及び可塑剤からなる中心層の外側に、ポリ乳酸を主成分として含有する外側層を積層してなる1軸又は2軸方向に延伸された熱収縮性ポリ乳酸系積層フィルムである。中心層を構成する脂肪族ポリエステル樹脂は、Tgが0°C以下で、含有量が10〜25重量%であり、可塑剤は、その溶解パラメータ(SP値)が、ポリ乳酸系重合体のSP値と、脂肪族ポリエステルのSP値の中間値よりも脂肪族ポリエステルのSP値寄りであり、1〜15質量部含有される。外側層は、ポリ乳酸系重合体を90重量%以上含有する。【選択図】 なし
請求項(抜粋):
ポリ乳酸系重合体と、ポリ乳酸系重合体以外の脂肪族ポリエステル樹脂と、可塑剤とを含有する中心層を備え、その外側に、ポリ乳酸を主成分として含有する外側層を積層してなる構成を備えていることを第1の特徴とし、 中心層を構成するポリ乳酸系重合体が、D乳酸とL乳酸の構成割合が98:2〜85:15又は2:98〜15:85であることを第2の特徴とし、 中心層を構成する脂肪族ポリエステル樹脂が、0°C以下にガラス転移温度が少なくとも一つあり、中心層におけるその含有量が10〜25重量%であることを第3の特徴とし、 中心層を構成する可塑剤は、その溶解パラメータ(SP値)が、ポリ乳酸系重合体のSP値と、脂肪族ポリエステル(ポリ乳酸除く)のSP値の中間値よりも脂肪族ポリエステルのSP値寄りであり、中心層におけるポリ乳酸系重合体及び脂肪族ポリエステル樹脂の合計量100質量部に対して1〜15質量部含有されることを第4の特徴とし、 外側層は、ポリ乳酸系重合体を90重量%以上含有することを第5の特徴とし、 1軸又は2軸方向に延伸されたフィルムであることを第6の特徴とする熱収縮性ポリ乳酸系積層フィルム。
IPC (3件):
B32B27/36 ,  C08L67/00 ,  C08L67/04
FI (3件):
B32B27/36 ,  C08L67/00 ,  C08L67/04
Fターム (40件):
4F100AH02 ,  4F100AK41A ,  4F100AK41B ,  4F100AK41C ,  4F100AK41K ,  4F100AL05A ,  4F100BA03 ,  4F100BA06 ,  4F100BA10B ,  4F100BA10C ,  4F100BA16 ,  4F100CA04A ,  4F100EH232 ,  4F100EJ383 ,  4F100GB15 ,  4F100GB90 ,  4F100JA03 ,  4F100JA05A ,  4F100JK08 ,  4F100JN01 ,  4F100YY00A ,  4J002CF03X ,  4J002CF18W ,  4J002CF19X ,  4J002EH036 ,  4J002EH096 ,  4J002EH146 ,  4J002FD026 ,  4J002GF00 ,  4J002GG02 ,  4J200AA04 ,  4J200AA06 ,  4J200AA28 ,  4J200BA10 ,  4J200BA14 ,  4J200CA01 ,  4J200CA02 ,  4J200DA17 ,  4J200EA07 ,  4J200EA11
引用特許:
審査官引用 (2件)

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