特許
J-GLOBAL ID:200903009620162283

振動子の測定治具における対地間容量および損失の決定方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 上野 英夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-086572
公開番号(公開出願番号):特開平11-281689
出願日: 1998年03月31日
公開日(公表日): 1999年10月15日
要約:
【要約】【課題】負荷容量付き測定における振動子の特性測定において測定誤差の一因となる対地間容量およびその損失分を高精度で測定することのできる方法を提供する。【解決手段】本発明の一実施例によれば、対地間容量は直接的に測定されるのではなく、負荷容量の値から予想される共振周波数の偏移と実測による共振周波数偏移との関係から求められる。容量の直接測定は正確さに欠け、かつ測定自体も困難なものであるが、本発明によれば、容易な方法で精度良く対地間容量を求めることができる。対地間抵抗も同様に、負荷容量の無い場合の直列共振抵抗と、負荷容量CL、対地間容量Cy、未知の対地間抵抗Ryとの関係を示す関係式より求められる。
請求項(抜粋):
被測定デバイスである振動子を取り付けるための振動子取り付け部と、該振動子に接続される負荷容量素子を取り付けるための負荷容量素子取り付け部とを有する測定治具において、前記両素子の接続部が有する対地間浮遊静電容量を測定する方法であって、前記負荷容量素子が無いときの振動子の等価素子定数C0、C1および共振周波数fsを測定するステップと、負荷容量CLを測定するステップと、前記負荷容量素子を接続したときの振動子の直列共振周波数fs'を測定するステップと、を備えて成る方法。
IPC (2件):
G01R 27/26 ,  G01R 29/22
FI (2件):
G01R 27/26 Z ,  G01R 29/22 D

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