特許
J-GLOBAL ID:200903009630983889

エレベータの故障予兆に対する作業指示書作成システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 武 顕次郎 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-060378
公開番号(公開出願番号):特開平6-271228
出願日: 1993年03月19日
公開日(公表日): 1994年09月27日
要約:
【要約】【目的】 営業所での予兆データと顧客情報との照合の手間を省くことができ、かつ、監視センタの監視機能に支障を生じるおそれのないエレベータの故障予兆に対する作業指示書作成システムを提供すること。【構成】 エレベータ1の記憶部14には将来の故障発生を予知できる予兆データが他のデータとともに記憶されている。監視センタ2は定期的に記憶部14のデータを一括して取出し管理部署4に送信する。管理部署4ではそれらデータを蓄積部40Bに格納保存するとともに、予兆データ抽出部46bの指示で予兆データのみを取出し、顧客情報抽出部46cの指示で顧客情報記憶部40Cから対応する顧客情報を取出して付加し、これらデータを抽出データ記憶部40Aに格納する。営業所5は当該格納されたデータのうち自己に関連するデータを取出してその予兆データに応じた作業指示書を印刷装置54で印刷する。
請求項(抜粋):
稼働中に得られた所定の使用状態データ、診断運転指令による診断運転中に得られた診断データ、および前記使用状態データと前記診断データとに基づいて故障を予兆しその予兆に関連する予兆データを格納する記憶部を備えたエレベータにおいて、このエレベータの多数を監視する各監視部署に、当該各エレベータの前記使用状態データ、前記診断データ、および前記予兆データを収集するデータ収集手段と、このデータ収集手段で収集したデータを外部に送信する第1の送信手段とを設け、前記各監視部署の全てを管理する管理部署に、前記第1の送信手段で送信されたデータを格納する第1の記憶部と、この第1の記憶部に格納されたデータから前記予兆データを抽出する予兆データ抽出手段と、当該管理部署が管理するすべての顧客情報を格納する顧客情報記憶部と、前記予兆データ抽出手段で抽出された予兆データおよびこれに対応して前記顧客情報記憶部から取り出された顧客情報を格納する第2の記憶部とを設け、前記エレベータのうちの定められた多数のエレベータの保守を行う保守部署に、前記第2の記憶部から当該保守部署の保守対象のエレベータのデータを一括収集するデータ収集手段と、このデータ収集手段で収集されたデータに基づいて任意のエレベータの作業指示書を作成する作業指示書作成手段とを設けたことを特徴とするエレベータの故障予兆に対する作業指示書作成システム。
IPC (2件):
B66B 3/00 ,  B66B 5/00
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開昭63-241269
  • 特開昭63-241269

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