特許
J-GLOBAL ID:200903009635794308
静的マイクロ混合器
発明者:
,
,
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
矢野 敏雄 (外3名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-528609
公開番号(公開出願番号):特表平9-506034
出願日: 1995年01月25日
公開日(公表日): 1997年06月17日
要約:
【要約】本発明は、混合すべき材料を供給するためにガイドブロックを前置した少なくとも1つの混合室を備えた静的マイクロ混合器に関する。本発明の課題は、2種以上の流体を互いに混合することである。前記課題を解決するための本発明の構成手段は、(a)プレート状のエレメントが複数の薄肉のシートから成り、各シート内には、各シート毎にマイクロ混合器縦軸線に対して傾斜方向を変換して延びる互いに近接した多数の溝が形成されており、かつ前記のシートを互いに上下に重ねて積層した場合に、各シート毎に複数の閉じた通路の通路列が混合すべき流体をガイドするために形成され、(b)前記溝は、中間ウェブ及び溝底部の肉厚を<70μmとして<250μmの幅と深さを有し、(c)混合室に境を接していてシートによって形成された前記通路列が互いに上下に重なり合って整合するように位置しており、しかも隣り合ったシートの通路の通路列が、混合すべき流体を別々に供給できるように、マイクロ混合器の流体入口側へ向かって発散している点にある。
請求項(抜粋):
少なくとも1つの混合室と、該混合室に混合すべき流体を供給するために前置されたガイドブロックとを有し、該ガイドブロックが、プレート状に上下に積層された複数のエレメントから構成されており、前記エレメントが、マイクロ混合器縦軸線に対して斜めに延びる通路によって貫通されており、かつ隣接し合ったエレメントの通路が無接触状態で交差しかつ前記混合室へ開口している形式の静的マイクロ混合器において、 (a)プレート状のエレメントが複数の薄肉のシート(1,2)から成り、各シート内には、各シート毎にマイクロ混合器縦軸線(3)に対して傾斜方向を変換して延びる互いに近接した多数の溝(4,5)が形成されており、かつ前記のシート(1,2)を互いに上下に重ねて積層した場合に、各シート毎に複数の閉じた通路(1b,2b)の通路列(1a,2a)が混合すべき流体(A,B)をガイドするために形成され、 (b)前記溝(4,5)は、中間ウェブ(4a,5a)及び溝底部(4b,5b)の肉厚を<70μmとして<250μmの幅と深さを有し、 (c)混合室(7)に境を接していてシート(1,2)によって形成された前記通路列(1a,2a)が互いに上下に重なり合って整合するように位置しており、しかも隣り合ったシートの通路(1b,2b)の通路列(1a,2a)が、混合すべき流体(A,B)を別々に供給できるように、マイクロ混合器の流体入口側(8,9)へ向かって発散していることを特徴とする、 静的マイクロ混合器。
引用特許:
審査官引用 (2件)
-
特開昭56-158134
-
特開昭57-071627
前のページに戻る