特許
J-GLOBAL ID:200903009638014800

プラスチック射出成形加工法と金型装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 箕浦 清
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-152724
公開番号(公開出願番号):特開平11-342525
出願日: 1998年06月02日
公開日(公表日): 1999年12月14日
要約:
【要約】【課題】 プラスチックの射出成形において、樹脂を注入するゲート部の残存樹脂の切断や仕上げ研磨などの後加工が製品コストを押し上げていた。さらにゲート部の樹脂の切断を金型内に設置した切断刃により射出成形と同一工程で実施する改良された金型装置も使用されているが、切断カスが金型内に残ってしまい次の射出成形時に金型内に巻き込まれるので製品不良の原因となっていた。これらを解決した新規な射出成形方法と、射出成形用金型装置を開発する。【解決手段】 プラスチック射出成形加工において、射出成形金型空間内に原料注入口を通して原料の注入が完了した際に注入された原料を該金型空間内に押込み、同時に該原料注入口を閉鎖することを特徴とするプラスチック射出成形加工法。
請求項(抜粋):
プラスチック射出成形加工において、射出成形金型空間内に原料注入口を通して原料の注入が完了した際に注入された原料を該金型空間内に押込み、同時に該原料注入口を閉鎖することを特徴とするプラスチック射出成形加工法。【請求項2】 プラスチック製矩形板状体の射出成形加工において、射出成形金型の矩形板状体空間のいずれかの側面に沿って形成された長尺注入口から注入された原料を、該矩形板状体空間の該側面に対して直交する方向に押込み、同時に原料注入口を閉鎖することを特徴とするプラスチック射出成形加工法。【請求項3】 プラスチック製矩形板状体が、一側面に向かって漸近する対向平面からなる側断面くさび型形状の液晶の導光板用透明アクリル板である請求項2記載のプラスチック射出成形加工法。【請求項4】 プラスチック製矩形板状体が、ネームプレート用プラスチック板、プラスチックレンズ、その他のプラスチック透明板である請求項2記載のプラスチック射出成形加工法。【請求項5】 プラスチック射出成形用金型の金型空間内への原料注入口をを設け、該注入口に連通するゲート部を設けて該ゲート部から注入された原料を該金型空間内に押込み、同時に原料注入口を閉鎖するスライドブロックを設けたことを特徴とするプラスチック射出成形加工用金型装置。【請求項6】 プラスチック製矩形板状体用射出成形金型の矩形板状体空間内に原料を注入する長尺注入口を該矩形板状体空間のいずれかの側面に沿って設け、該長尺注入口とその全長に亘って連通する長尺ゲート部を設け、該長尺ゲート部から注入された原料を該側面に対して直交する方向に該金型内に押込み、同時に原料注入口を閉鎖するスライドブロックを設けたことを特徴とするプラスチック射出成形加工用金型装置。【請求項7】 プラスチック製矩形板状体が、一側面に向かって漸近する対向平面からなる側断面くさび型形状の液晶の導光板用透明アクリル板である請求項6記載のプラスチック射出成形加工用金型装置。【請求項8】 プラスチック製矩形板状体が、ネームプレート用プラスチック板、プラスチックレンズ、その他のプラスチック透明板である請求項6記載のプラスチック射出成形加工用金型装置。

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