特許
J-GLOBAL ID:200903009639914383

車輪駆動用軸受ユニット

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小山 武男 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-186468
公開番号(公開出願番号):特開2003-002005
出願日: 2001年06月20日
公開日(公表日): 2003年01月08日
要約:
【要約】【課題】 ハブ3aに対する内輪25の結合固定を、このハブ3aの内端部に設けたかしめ部9により行なう場合でも、十分な耐久性を確保し、更に、異音や振動の発生を抑える。【解決手段】 駆動軸部材13aに設けたスプライン軸14aの一部で、雄スプライン部20よりも軸方向内方に外れた部分に円柱状部28を設ける。そして、この円柱状部28に、上記ハブ3aの内端部に設けた円筒部10を、締り嵌めにより外嵌する。上記雄スプライン部20を構成する各歯を、上記スプライン軸14aの中心軸に対し傾斜する方向に形成する。そして、スプライン孔12の内周面に設けた雌スプライン部19と上記雄スプライン部20との軸方向両端部同士を、円周方向に関する締め代を持って嵌合させる。
請求項(抜粋):
内周面に複列の外輪軌道を有し、使用時にも回転しない外輪と、外周面の外端寄り部分に車輪を支持する為の取付フランジを、同じく中間部に直接又は別体の内輪を介して第一の内輪軌道を、中心部にスプライン孔を、それぞれ設けると共に、外周面の内端寄り部分にその外周面に第二の内輪軌道を形成した内輪を外嵌したハブと、上記各外輪軌道と上記第一、第二の各内輪軌道との間に転動自在に設けた複数個の転動体と、上記スプライン孔と係合するスプライン軸を外端部に設けると共に、内端部を等速ジョイントの外輪となるハウジング部とした駆動軸部材と、この駆動軸部材と上記ハブとの間に設けられて、上記スプライン軸が上記スプライン孔から抜け出るのを防止する抜け止め手段とを備え、上記ハブの内端部で、このハブの外周面の内端寄り部分に外嵌した内輪の内端面よりも突出した部分を直径方向外方に塑性変形させて成るかしめ部によりこの内輪の内端面を抑え付けて、この内輪を上記ハブに結合固定した車輪駆動用軸受ユニットに於いて、上記駆動軸部材の一部で、上記スプライン軸の外周面に設けられた雄スプライン部よりも軸方向内方に外れた部分に設けられた円柱状部と、上記ハブの内端部内周面に、この円柱状部の外周面と対向する状態で設けられて、この円柱状部に対し締め代を持って外嵌された円筒状部とを備えると共に、上記雄スプライン部と、上記スプライン孔の内周面に形成された雌スプライン部とのうち、一方のスプライン部を構成する各歯が上記スプライン軸及びスプライン孔の中心軸に対し傾斜する方向に、他方のスプライン部を構成する各歯が上記スプライン孔及びスプライン軸の中心軸と平行に、それぞれ形成されており、上記雄、雌両スプライン部の一部同士が円周方向に関する締め代を持って嵌合されている事を特徴とする車輪駆動用軸受ユニット。
IPC (4件):
B60B 35/14 ,  B60B 35/18 ,  F16C 19/18 ,  F16D 3/20
FI (4件):
B60B 35/14 U ,  B60B 35/18 A ,  F16C 19/18 ,  F16D 3/20 Z
Fターム (8件):
3J101AA03 ,  3J101AA32 ,  3J101AA43 ,  3J101AA54 ,  3J101AA62 ,  3J101BA53 ,  3J101FA01 ,  3J101GA03

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