特許
J-GLOBAL ID:200903009645197545

誘導式インバータ回路を有する充電装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 豊栖 康弘
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-260116
公開番号(公開出願番号):特開平6-113478
出願日: 1992年09月29日
公開日(公表日): 1994年04月22日
要約:
【要約】【目的】 二次電池Eの充電状態を検出することなく、過充電による電池性能の低下を防止する。電池を完全に放電した後も、電気機器を短時間に再使用できる状態とする。【構成】 誘導式インバータ回路4を有する充電装置は、充電台1に内蔵される1次側充電回路2に、急速・トリクル切換回路11と、急速充電時間を設定するタイマー12と、タイマー12のカウントを開始させるスタート手段13とを備える。タイマー12は、カウント中にスタート手段13から入力されるスタート信号を無視するスタート信号無視回路14を備え、スタート信号が入力されるとタイマー12がカウントを開始して一定時間急速充電する。
請求項(抜粋):
下記の(a)から(f)の全ての構成を有する充電装置において、下記の(α)の構成を有することを特徴とする誘導式インバータ回路を有する充電装置。(a) 充電装置は、電気機器をセットして充電する充電台(1)に内蔵される1次側充電回路(2)と、電気機器に内蔵される2次側充電回路(3)とを備える。(b) 前記1次側充電回路(2)は、インバータ回路(4)を備える。(c) 前記インバータ回路(4)は、スイッチング素子(5)と、スイッチング素子(5)で駆動される誘導トランス(6)と、スイッチング素子(5)を所定のデューティーでオンオフする制御回路(7)とを備える。(d) 前記2次側充電回路(3)は、被誘導トランス(8)と整流回路(7)とを備える。(e) 前記被誘導トランス(8)は、防水部材(10)を介して、1次側充電回路(2)の誘導トランス(6)に、接近するが接触しない位置に配設されて電磁的に結合されている。(f) 前記整流回路(9)は、被誘導トランス(8)と電気機器に内蔵される二次電池(E)との間に接続されて、被誘導トランス(8)の交流出力を整流して電気機器の二次電池(E)に供給する。(α) 前記1次側充電回路が、インバータ回路を制御して急速充電とトリクル充電とを切り換える急速・トリクル切換回路と、急速・トリクル切換回路の急速充電時間を設定するタイマーと、タイマーのカウントを開始させるスタート手段とを備え、さらに、前記タイマーは、カウント中にスタート手段から入力されるスタート信号を無視するスタート信号無視回路を有し、スタート手段からスタート信号が入力されるとタイマーがカウントを開始し、タイマーがカウント中は急速・トリクル切換回路がインバータ回路を急速充電状態に制御するように構成されている。
IPC (2件):
H02J 7/10 ,  H02J 7/00 301

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