特許
J-GLOBAL ID:200903009654869602

耐衝撃性ポリスチレン系樹脂

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-300062
公開番号(公開出願番号):特開平10-139835
出願日: 1996年11月12日
公開日(公表日): 1998年05月26日
要約:
【要約】【課題】 スチレンモノマーとの反応性、耐衝撃性、低温特性などを同時に改良することを目的とする。【解決手段】 耐衝撃性スチレン系樹脂において、ゴム状ポリマーが1〜25重量%であり、ゴム状ポリマーのシス-1,4構造が65〜95%であり、ビニル構造が30〜4%で構成された高シス-高ビニルBRで、ゴム状ポリマーのシス-1,4構造と1,2構造の関係がβ=P<SB>1,2-1,4 </SB>/2×P<SB>1,2 </SB>×P<SB>1,4 </SB>〔P<SB>1,</SB><SB>2 </SB>は1,2構造含有率、P<SB>1,4 </SB>は1,4構造含有率を示し、P<SB>1,2-1,4 </SB>は全ダイアッド連鎖中の(1,2構造)(1,4構造)ダイアッド連鎖の含有率を示す〕なる関係式において、1.0<β≦1.43を満足する範囲にあることを特徴とする。
請求項(抜粋):
ゴム状ポリマーを分散粒子として含有するゴム変成した耐衝撃性ポリスチレン系樹脂において、(1)ゴム状ポリマーが1〜25重量%であり、(2)ゴム状ポリマーのシス-1,4構造が65〜95%であり、1,2構造が30〜4%で構成された高シス-高ビニルポリブタジエンであり、(3)ゴム状ポリマーの1,4構造と1,2構造の関係が下式(A)で表されるβ値が 1.0<β≦1.43 を満足する範囲にある β = P<SB>1,2-1,4 </SB>/(2×P<SB>1,2 </SB>×P<SB>1,4 </SB>) (A)〔式中、P<SB>1,2 </SB>は1,2構造含有率を示し、P<SB>1,4 </SB>は1,4構造含有率を示し、P<SB>1,2-1,4 </SB>は全ダイアッド連鎖中の(1,2構造)(1,4構造)ダイアッド連鎖の含有率を示す。〕ことを特徴とする耐衝撃性ポリスチレン系樹脂。
IPC (2件):
C08F279/02 ,  C08F 4/76
FI (2件):
C08F279/02 ,  C08F 4/76
引用特許:
審査官引用 (5件)
全件表示

前のページに戻る