特許
J-GLOBAL ID:200903009663072644

防爆形電池の封口構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 一色 健輔 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-077192
公開番号(公開出願番号):特開平7-288121
出願日: 1994年04月15日
公開日(公表日): 1995年10月31日
要約:
【要約】【目的】 組立作業及び工程管理簡素化が図れて電池の発火及び爆発を確実に防止できる防爆型電池の封口構造を提供する。【構成】 ダイヤフラム板90の上方にはこれを直径方向に横切る導電性薄肉板50を配設するとともに薄肉板50の相対向する端縁部50b,50cを上下何れか一方の面に絶縁材60を介して端子板30と金属板100との周縁部間に挟持して端子板30と金属板100とが薄肉板50のみを介して導通するようにし、薄肉板50はダイヤフラム板90が電池内圧の異常な上昇により所定量上方に膨出したときにダイヤフラム板90より加えられる押圧力により破断されて端子板30と金属板100とを絶縁する。
請求項(抜粋):
電池ケース内に収装された発電要素と、この発電要素から延出するリードと、該電池ケースの開口端に封口ガスケットを介して取付けられガス抜き孔が開口された金属製端子板と、該端子板と電気的に接続してその下方に配設されるとともに前記電池ケースの開口端に封口ガスケットを介して取付けられた封口手段とからなり、該封口手段は前記リードに電気的に接続されるとともに前記ケース内のガス圧が所定以上に高まると前記端子板と前記リードとを絶縁させ、さらにガス圧が異常に高まるとそのガス圧を前記ケース外に解放するように形成されてなる防爆形電池の封口構造において、前記封口手段は下面が前記リードに電気的に接続されるとともにガス抜き孔が開口された導電性金属板と、該金属板の上方に配設されて該金属板の周縁部にかしめられるとともに前記ケース内のガス圧が所定以上に高まるとそのガス圧を受けて上方に付勢されてさらにガス圧が異常に高まると破断されるように形成された絶縁性ダイヤフラム板とを備え、該ダイヤフラム板の上方にはこれを直径方向に横切る導電性薄肉片を配設するとともに該薄肉片の相対向する端縁部を上下何れか一方の面に絶縁材を介して該端子板と該金属板との周縁部間に挟持して該端子板と該金属板とが該薄肉片のみを介して導通するようにし、該薄肉片は前記ダイヤフラム板が電池内圧の異常な上昇により所定量上方に膨出したときに該ダイヤフラム板により加えられる押圧力により破断されて該端子板と該金属板とを絶縁するようにしてなることを特徴とする防爆形電池の封口構造。

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