特許
J-GLOBAL ID:200903009666331950

気象レーダ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 吉田 研二 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-017769
公開番号(公開出願番号):特開平6-230118
出願日: 1993年02月05日
公開日(公表日): 1994年08月19日
要約:
【要約】【目的】 途中降雨減衰補正を行いつつ降雨強度を算出する際に、雨の種類を示す定数B,β等の高精度の設定を伴うことなく、その発散を防止する。【構成】 信号処理装置14によって得られる平均受信電力を、途中降雨減衰補正項を含まないレーダ方程式に代入し、降雨強度を算出する(100)。算出された降雨強度を用い、途中降雨減衰補正量を算出する(102)。算出された途中降雨減衰補正量を途中降雨減衰補正項として用いつつ、平均受信電力を途中降雨減衰補正項を含むレーダ方程式に代入し、降雨強度を算出する(104)。算出された降雨強度を表示用降雨強度データとして表示装置18に供給する。【効果】 実現象としての降雨減衰により、途中降雨減衰補正項が真の途中降雨減衰量に収束することとなり、発散が好適に防止される。
請求項(抜粋):
周囲に電波を送信し気象目標からの反射波を受信する送受信手段と、この受信における平均受信電力を求める平均受信電力算出手段と、求められた平均受信電力に基づき降雨強度を求める降雨強度算出手段と、を備え、降雨強度を求める際、途中降雨減衰補正を実行する気象レーダ装置において、降雨強度算出手段が、途中降雨減衰補正項を含まないレーダ方程式に、求められた平均受信電力を代入して降雨強度を求める手段と、求められた降雨強度に基づき途中降雨減衰補正量を求める手段と、途中降雨減衰補正項を含むレーダ方程式に、求められた途中降雨減衰補正量を途中降雨減衰補正項として用いつつ、求められた平均受信電力を代入して降雨強度を求める手段と、を有することを特徴とする気象レーダ装置。

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