特許
J-GLOBAL ID:200903009669202108

移動体方位検出装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 金山 敏彦 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-260794
公開番号(公開出願番号):特開平5-099683
出願日: 1991年10月08日
公開日(公表日): 1993年04月23日
要約:
【要約】【目的】 GPS受信機等から移動体方位データが得られない場合にも移動体方位を得られるようにし、かつ、間欠的でない移動体方位データを得られるようにする。【構成】 FGC14を用い、感度補正及び着磁補正を行いつつ、地磁気基準の移動体方位φm (t)を連続的に求める。GPS受信機12からのデータ及びFGC14からのデータを用い、感度補正及び着磁補正を行いつつ、偏角φmnを求める。このφm (t)とφmnから真北基準の移動体方位φfn(t)を求める。【効果】 GPS受信機等から移動体方位データが得られない場合にも移動体方位が得られ、間欠的でない移動体方位データが得られる。
請求項(抜粋):
移動体に固定され地磁気の水平成分をx方向及びこれに直交するy方向について検出するフラックスゲートコンパスから、時刻ti (i:整数,ti ;離散値)の地磁気のx方向成分xi 及びy方向成分yi を時系列的に入力し、xi の時間変化を示すΔxi =xi -xi-is(is:整数)及びyi の時間変化を示すΔyi =yi -yi-isを求め、航法装置から入力される時刻ti の移動体方位φg i に基づき、Δxi /(cosφg i -cosφg i-is)及びΔyi /(sinφg i -sinφg i-is)を求め、それぞれ所定時間平均し、いずれか一方の時間平均値を地磁気の大きさrと推定して他方の時間平均値をrにより除することにより、x方向感度補正量α又はy方向感度補正量βを求める感度補正量演算手段と、 xi -r・cosφg i 又は(xi -β・r・cosφg i )/β及び (yi -α・r・sinφg i )/α又はyi -r・sinφg i を所定時間平均して、それぞれ着磁ベクトルのx方向成分e又はy方向成分fと推定することにより着磁補正量e,fを求める着磁補正量演算手段と、φg i -tan-1{(yi /α-f)/(xi -e)}又はφg i -tan-1{(yi -f)/(xi /β-e)}を所定時間平均して、真北方向に対する地磁気方位の偏角φmnを求める偏角演算回路と、任意時刻tの地磁気のx方向成分x(t)及びy方向成分y(t)を時系列的に入力し、tan-1{(y(t)/α-f)/(x(t)-e)}又はtan-1{(y(t)-f)/(x(t)/β-e)}を演算することにより、地磁気基準の移動体方位φm (t)を求める移動体磁気方位演算回路と、真北基準の移動体方位φfn(t)=φmnm (t)を求め出力する移動体真方位演算回路と、を備えることを特徴とする移動体方位検出装置。

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