特許
J-GLOBAL ID:200903009684680024

分散型電源の単独運転検出方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 藤田 龍太郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-400493
公開番号(公開出願番号):特開2002-199591
出願日: 2000年12月28日
公開日(公表日): 2002年07月12日
要約:
【要約】【課題】 次数間調波がとりうる周波数の設定数の制限なく、系統に接続された複数の分散型電源により、極力、系統の注入周波数の次数間調波のインピーダンス又はアドミタンスの変化からの検出を優先して、系統停止による連系運転から単独運転への移行を個別に検出できるようにする。【解決手段】 電力系統(配電線4)に連系運転される複数個の分散型電源6,6’のうちの、次数間調波がとりうる周波数の設定数の個数までの各分散型電源6,6’は注入・検出側の電源とし、この電源は、分散型電源毎に異なる周波数の次数間調波を系統に注入し、系統の注入周波数についての演算結果のインピーダンス又はアドミタンスの変化に基づき、単独運転への移行を検出し、残りの分散型電源6,6’は非注入・検出側の電源とし、この電源は、注入・検出側の電源のいずれかから系統に注入された次数間調波の電圧の変化に基づき、単独運転への移行を検出する。
請求項(抜粋):
電力系統に接続されて前記系統に連系運転される複数個の分散型電源の単独運転検出により、前記系統に注入された系統基本波の非整数倍周波数の次数間調波を、個別に検出して系統停止による各分散型電源それぞれの前記連系運転から単独運転への移行を検出する際、前記次数間調波がとりうる周波数の設定数の個数までの各分散型電源は注入・検出側の電源とし、該各注入・検出側の電源は、前記次数間調波の注入手段により、分散型電源毎に異なる周波数の前記次数間調波を前記系統に注入し、運転状態の検出手段により、前記系統のそれぞれの注入周波数の電圧,電流の計測結果から、前記系統の前記注入周波数についてのインピーダンス又はアドミタンスを演算し、演算結果のインピーダンス又はアドミタンスの変化に基づき、前記連系運転から前記単独運転への移行を検出し、前記設定数をこえた残りの分散型電源は非注入・検出側の電源とし、該非注入・検出側の電源は、運転状態の検出手段により、前記注入・検出側の電源のいずれかから前記系統に注入された前記次数間調波の電圧を計測し、計測した電圧の変化に基づき、前記連系運転から前記単独運転への移行を検出することを特徴とする分散型電源の単独運転検出方法。
FI (2件):
H02J 3/38 W ,  H02J 3/38 S
Fターム (3件):
5G066HA11 ,  5G066HB02 ,  5G066HB05

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