特許
J-GLOBAL ID:200903009685530565

内燃機関のための燃料噴射弁

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 矢野 敏雄 ,  アインゼル・フェリックス=ラインハルト ,  ラインハルト・アインゼル
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-568243
公開番号(公開出願番号):特表2005-517858
出願日: 2003年01月27日
公開日(公表日): 2005年06月16日
要約:
内燃機関のための燃料噴射弁であって、ケーシング(1)が設けられており、該ケーシング内の孔(16)に、外側の弁ニードル(20)と、該外側の弁ニードル内に案内された内側の弁ニードル(22)とが配置されている。外側の弁ニードル(20)は、縦方向移動によって外側の噴射開口列(130)を制御し、内側の弁ニードル(22)は、同様に縦方向移動によって内側の噴射開口列(230)を制御し、これらの噴射開口列(130;230)に、ケーシング(1)内に形成された高圧通路(10)を通って噴射圧を有する燃料が供給される。ケーシング(1)内に制御圧力室(52)が形成されており、該制御圧力室(52)は高圧通路(10)と接続可能であり、制御圧力室の圧力によって少なくとも間接的に閉鎖力が内側の弁ニードル(22)に及ぼされる。高圧通路(10)は、制御室(50)と接続されており、該制御室(50)内の圧力によって、少なくとも間接的に閉鎖力が外側の弁ニードル(20)に及ぼされ、この場合制御室(50)は、制御圧力室(52)と接続されている。ケーシング(1)内に制御弁(58)が配置されており、該制御弁(58)によって制御室(50)は漏れ油室(78)と接続可能である。
請求項(抜粋):
内燃機関のための燃料噴射弁であって、 ケーシング(1)が設けられており、該ケーシング(1)内で孔(16)に、外側の弁ニードル(20)と、該外側の弁ニードル(20)内で案内される内側の弁ニードル(22)とが配置されており、 外側の弁ニードル(20)が、閉鎖位置で、ケーシング(1)の、燃焼室側の端部に配置された弁座(24)に接触するようになっていて、かつ開放方向の縦方向移動によって外側の噴射開口列(130)を開放制御するようになっており、 内側の弁ニードル(22)が、閉鎖位置で、弁座(24)に接触するようになっていて、かつ開放方向の縦方向移動によって内側の噴射開口列(230)を開放制御するようになっており、 前記内側および外側の噴射開口列(130;230)に、前記外側および内側の弁ニードル(20;22)の開放制御された状態で、高圧下の燃料が、ケーシング(1)内に形成された圧力室(26)から流入し、かつ前記内側および外側の噴射開口列(130;230)から内燃機関の燃焼室に噴射されるようになっており、 圧力肩部(27)が設けられており、該圧力肩部(27)が、外側の弁ニードル(20)に形成されていて、かつ圧力室(26)内の燃料圧で負荷されるようになっており、外側の弁ニードル(20)に開放方向で作用する力が形成されるようになっており、 内側の弁ニードル(22)に受圧面(36)が設けられており、該内側の弁ニードル(22)が、外側の弁ニードル(20)が弁座(24)から持ち上げられたあとで燃料圧によって開放方向で負荷されるようになっており、 高圧通路(10)が設けられており、該高圧通路(10)が、ケーシング(1)内で延びており、該高圧通路(10)が、圧力室(26)に通じており、該圧力室(26)に常に高圧下の燃料が存在しており、 燃料充填される制御室(52)が設けられており、該制御室(52)内の圧力が制御可能であり、かつ該圧力によって少なくとも間接的に閉鎖力が内側の弁ニードル(22)に及ぼされるようになっている形式のものにおいて、 ケーシング(1)内に、燃料充填される制御室(50)が形成されており、該制御室(50)内の圧力によって少なくとも間接的に閉鎖力が外側の弁ニードル(20)に及ぼされるようになっており、 流入絞り(70)が設けられており、該流入絞り(70)を介して、制御室(50)が高圧通路(10)と接続されており、 流出絞り(72)が設けられており、該流出絞り(72)を介して、制御室(50)が無圧の漏れ油室(78)と接続可能であり、 流出絞り(72)が、制御弁(58)によって閉鎖可能であり、流出絞り(72)および流入絞り(70)が、次のように設定されていて、つまり開放状態の流出絞り(72)では、流入絞り(70)を通って流れる燃料よりも多くの燃料が制御室(50)から流出するように設定されており、 制御室(50)と制御圧力室(52)との間に接続路(55)が設けられており、 制御圧力室(52)が、接続路(55)を除いて閉鎖されており、該接続路(55)が、次のように設計されていて、つまり制御弁(58)による流出絞り(72)の開放状態では、先ず制御室(50)内の圧力が低下し、遅れて制御室(52)内の圧力も低下するように設計されていることを特徴とする、内燃機関のための燃料噴射弁。
IPC (4件):
F02M61/10 ,  F02M47/00 ,  F02M51/00 ,  F02M51/06
FI (7件):
F02M61/10 A ,  F02M47/00 B ,  F02M47/00 E ,  F02M47/00 F ,  F02M47/00 P ,  F02M51/00 E ,  F02M51/06 N
Fターム (11件):
3G066AA07 ,  3G066AD12 ,  3G066BA61 ,  3G066CC12 ,  3G066CC63 ,  3G066CC68U ,  3G066CC70 ,  3G066CE13 ,  3G066CE27 ,  3G066CE34 ,  3G066CE35
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 燃料噴射ノズル
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平11-343141   出願人:三菱自動車工業株式会社

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