燃料噴射装置

発明者： ,
出願人/特許権者：
代理人 (1件)：広渡禧彰
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平7-266072
公開番号（公開出願番号）：特開平9-079113
出願日： 1995年09月07日
公開日（公表日）： 1997年03月25日
要約：

【要約】【課題】ディーゼルエンジンの運転状態に応じ、総噴孔断面積が小さい第1噴孔、又は総噴孔断面積が大きい第2噴孔から燃料を噴射し、全運転領域において優れたエンジン性能、排出ガス性能を確保することができる構造簡単かつ小型コンパクトで、製造コストが安い燃料噴射弁を提供する。【解決手段】第1噴孔を開閉する第1針弁及び第2噴孔を開閉する第2針弁に対し、夫々同軸的に第1及び第2のプレッシャスプリング、第1及び第2のピストンを配置する。切換弁により高圧燃料を休止側の第1又は第2ピストンに作用させ、同ピストンに連結されたプッシュロッドにより休止側の針弁を閉弁方向に付勢すると共に、作動側のピストンを収容する圧力室は、燃料排出通路に接続し、作動側の針弁には、燃料圧力に基づくピストンの閉弁力を作用させない構造とする。

請求項（抜粋）：

エンジンの燃焼室に臨む先端部分に、共通の燃料溜に連通する第1噴孔及び第2噴孔を有するノズルボディと、上記ノズルボディ及び同ノズルボディに連結されたノズルホルダ内に設けられ高圧燃料源からの燃料を上記燃料溜に導く燃料供給通路と、上記燃料溜に臨んで上記ノズルボディ内に摺動自在に収容され、上記第1噴孔及び第2噴孔を夫々開閉する第1針弁及び第2針弁と、上記ノズルホルダ内に収容され上記第1針弁及び第2針弁を夫々閉方向に弾性的に付勢する第1プレッシャスプリング及び第2プレッシャスプリングと、上記ノズルホルダ内に形成された第1圧力室及び第2圧力室内に夫々摺動自在に収容され同第1圧力室及び第2圧力室に上記燃料供給通路から燃料が供給されることによって、上記第1針弁及び第2針弁を上記第1プレッシャスプリング及び第2プレッシャスプリングと協働して夫々閉方向に付勢する第1ピストン及び第2ピストンと、上記第1圧力室及び第2圧力室の何れか一方を上記燃料供給通路に連通させると共に、同第1圧力室及び第2圧力室の他方を燃料排出通路に選択的に連通させる切換弁とを備えたことを特徴とする燃料噴射装置

IPC (3件)：

F02M 61/10 , F02M 47/00 , F02M 61/16

FI (4件)：

F02M 61/10 C , F02M 61/10 M , F02M 47/00 F , F02M 61/16 X

引用特許：

審査官引用 (2件)

特開昭55-119955
特開昭62-118055

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