特許
J-GLOBAL ID:200903009714986948
食材、食品等の鮮度維持と熟成の方法とその装置
発明者:
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出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-173390
公開番号(公開出願番号):特開2003-325101
出願日: 2002年05月13日
公開日(公表日): 2003年11月18日
要約:
【要約】【課題】 今日まで食材及び食品の鮮度維持と熟成は同時に行う事が不可能であった。食材及び食品の鮮度維持は鮮度維持専用の保管庫冷蔵庫を必要と下。食材及び食品の熟成は熟成専用の保管庫又は冷蔵庫を必要とした。これらの効果を同時に行う事は不可能であった。本発明は食材食品の鮮度維持と熟成を同時に行う方法で有る。本発明により食材食品の長期保存と熟成が同時に行う事が可能である。熟成と鮮度維持と言う相反する効果を同時に実施出来る方法とその装置である。【解決の手段】マイナス高電位発生装置(101)の本体に電源入力線を設けまたマイナス高電位発生装置(101)の本体にマイナス高電位出力線(101-1))を設けまたマイナス高電位発生装置(101)の本体に電圧可変コントロールスイッチを設けた。マイナス高電位の漏電を防ぐ為被負荷物果実(104)に通電負荷をするため絶縁体(102)を設けその上部に通電体(103)を設け被負荷物に通電負荷をする。保管庫冷蔵庫内部の湿度を維持する為高湿度発生装置(105)を設けた。
請求項(抜粋):
マイナス高電位発生装置(101)と高湿度発生装置(105)を用い食材(104)の長期保存と、且つ鮮度維持を行いながら食材の熟成を同時に行える方法とその装置である。食材を保管する保冷庫(106)の温度帯は食材固有の氷結点温度より更に低いマイナス1°Cからマイナス3°C程度に保つ。マイナス高電位発生装置(101)の発生電位は鮮度維持及び熟成を促す食材(104)の容量によって発生出力を調整する。マイナス高電位発生装置(101)より発生したマイナスの高電位は出力線(101-1)を通じ絶縁体(102)の上部に設置した通電体(103)を通じ被負荷物である食材の容器又は直接食材を通じてマイナス高電位を帯電する。絶縁体(102)にて電位の漏電を遮断された被負荷物である食材はマイナスの高電位を負荷される事により食材が酸化劣化を抑制される。又、保冷庫内部の湿度を85%から95%程度に維持し食材の乾燥を抑制する。通常食材は食材固有の氷結点を有するがマイナス高電位を負荷することにより食材が有する結合水が細分化さその結合水の原子運動が活性化され、食材の氷結点よりマイナス1°Cからマイナス3°C程度保管温度帯が低下しても不凍結の状態にて長期保管鮮度維持が可能となる。マイナス高電位発生装置より発生したマイナス高電位を負荷された食材(104)は保冷庫内部の温度帯がマイナス温度帯でも冷凍せず食材の表面及び内部も常温での状態と全く同じで有る事を確認ずみである。オレンジの実証試験においてこの時の温度帯はマイナス3.5°Cである。通常マイナス1.4°Cではオレンジは冷凍果実となるが同装置(101)と高湿度発生装置(105)を使用する事により冷凍せず鮮度維持を保ちつつ長期保存が可能になる。マイナス高電位を食材(104)に負荷する事は、通常食材が腐敗する主たる要因は、酸化し劣化する事が最大の要因である。マイナス電位を負荷する事により食材の酸化劣化を還元化を促し通常食材が有する鮮度維持期間の3倍から10倍程度の鮮度維持が可能となる。又食材の熟成においては、マイナス高電位を食材(104)に負荷する事により動物性タンパク質は短期間にてアミノ酸化に移行し又デンプン質は糖化される。通常食材として肉類の熟成期間は1週間程度で有るが2日間程度で熟成を成す。また魚介類においては、1日間程度で熟成を成す。果実等においては熟成の効果として糖度が1%から1.5%程度糖度向上を認められた。熟成と鮮度維持は相い反する効果作用で有るが、同装置(101)と高湿度発生装置を用いる事により食材の鮮度維持と熟成の二つの作用効果を得る事が可能となる。マイナス高電位発生装置(101)の高電位発生出力は0KV〜80KV発生出力を有する装置を使用する。電位極性は陰加電とす。発生電流値は500μA以下とするマイナス高電位発生装置(101)を用いる。
IPC (11件):
A23B 7/04
, A01G 5/06
, A01K 61/00
, A01K 63/04
, A23B 4/00
, A23B 4/06 501
, A23B 4/06
, A23L 1/025
, A23L 3/36
, F25D 23/00 302
, F25D 23/00
FI (11件):
A23B 7/04
, A01G 5/06
, A01K 61/00 A
, A01K 63/04 Z
, A23B 4/06 501 A
, A23B 4/06 501 J
, A23L 1/025
, A23L 3/36 Z
, F25D 23/00 302 D
, F25D 23/00 302 Z
, A23B 4/00 K
Fターム (24件):
2B104AA01
, 2B104BA08
, 2B104EF09
, 4B022LA01
, 4B022LA05
, 4B022LA06
, 4B022LP02
, 4B022LT06
, 4B035LC05
, 4B035LC16
, 4B035LE20
, 4B035LG32
, 4B035LG42
, 4B035LP43
, 4B035LP49
, 4B035LT20
, 4B069CA02
, 4B069CA03
, 4B069CA10
, 4B069HA01
, 4B069HA11
, 4B069HA17
, 4B069KD03
, 4B069KD04
引用特許:
引用文献:
審査官引用 (1件)
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生鮮品10倍長持ち グリーナイザーが鮮度保持装置,日刊工業新聞,2002年1月18日,18頁
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