特許
J-GLOBAL ID:200903009717170000

液晶表示素子

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 正武 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-155880
公開番号(公開出願番号):特開平10-003076
出願日: 1996年06月17日
公開日(公表日): 1998年01月06日
要約:
【要約】【課題】 本発明は、広視野角特性を有し、更に透過率を高くすることができ、線状電極の間隔を比較的狭くしても低電圧駆動が可能である液晶表示素子の提供を目的とする。【解決手段】 本発明は、配向膜を対向させて配置した一対の基板と、液晶層と、一方の基板上に設けた5μm以上20μm以下の間隔をあけて平行に一方の基板上に設けた複数の線状電極を有し、線状電極形成側の基板の配向膜の配向方向を線状電極の長さ方向に5〜25 ゚傾斜させ、他側の基板の配向膜の配向方向を線状電極の長さ方向に対して15 ゚以下の交差方向とし、液晶層の厚さをd、液晶層の屈折率異方性をΔnとした場合のΔndの値を2.28以上0.45以下の範囲としたものである。
請求項(抜粋):
配向膜を各々設けてこれら配向膜を対向させて配置した一対の基板と、これら基板間に配置したネマチック液晶からなる液晶層と、前記一方の基板上に設けた前記配向膜より下側に5μm以上20μm以下の範囲の間隔をあけて互いに平行に前記一方の基板上に設けた複数の線状電極とを有し、前記複数の線状電極が、前記液晶層の厚さ方向に存在する複数の液晶分子のうち、前記線状電極を設けた基板に近い側の液晶分子の長軸を電圧印加時に前記複数の隣接する線状電極間に発生する電界の方向に向けさせるように形成されており、前記複数の線状電極を設けた一方の基板上の配向膜が、前記液晶層を構成する複数の液晶分子のうち、前記線状電極を設けた基板に近い側の液晶分子の長軸を基板と平行面内において前記複数の線状電極に対し電圧無印加時にこれら線状電極の長さ方向に対して5 ゚以上25 ゚以下の角度範囲で交差させるように配向形成されており、前記他方の基板上の配向膜が、電圧無印加時に線状電極側の前記液晶分子の長軸方向から前記線状電極の伸びる方向に向けて15 ゚以内の角度範囲で該他方の基板に近い側の液晶分子の長軸を傾けて該液晶分子を配向させるように形成されており、前記液晶層の厚さをd、該液晶層の屈折率異方性をΔnとした場合のΔndの値が、0.28以上0.45以下の範囲とされたことを特徴とする液晶表示素子。
IPC (3件):
G02F 1/1335 ,  G02F 1/1343 ,  G02F 1/136 500
FI (3件):
G02F 1/1335 ,  G02F 1/1343 ,  G02F 1/136 500

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