特許
J-GLOBAL ID:200903009717289210

電池用セパレータおよびこのセパレータを用いた電池

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 池内 寛幸 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-063949
公開番号(公開出願番号):特開2000-260413
出願日: 1999年03月10日
公開日(公表日): 2000年09月22日
要約:
【要約】【課題】 充填剤を用いて微多孔化を行う製法により得られた多孔質フィルムは、効率よく製造できるが、電池用セパレータとして用いるには、細孔の孔径分布が広すぎるものであった。【解決手段】 汎用の充填剤である炭酸カルシウムなどの無機粒子に代えて、熱可塑性樹脂シートよりも融点が高い樹脂粒子を用い、この樹脂粒子の90%以上において、最短径に対する最長径の比で示される形状因子を1〜1.2の範囲とした。このように形状の均一性に優れた充填剤を用いて熱可塑性樹脂シートの微多孔化を行った。こうして作製した電池用セパレータの細孔は、例えば平均孔径を10〜100μm、変動係数を90%以下とすることができた。
請求項(抜粋):
熱可塑性樹脂シートと樹脂粒子とを含み、前記樹脂粒子が前記熱可塑性樹脂シートに接触した状態で前記熱可塑性樹脂シートを延伸することにより前記熱可塑性樹脂シートに細孔が形成された電池用セパレータであって、前記樹脂粒子の融点が前記熱可塑性樹脂の融点よりも高く、かつ90%以上の前記樹脂粒子において、最小径に対する最大径の比が1〜1.2の範囲にあることを特徴とする電池用セパレータ。
IPC (3件):
H01M 2/16 ,  C08J 9/00 CES ,  C08J 5/22 CES
FI (3件):
H01M 2/16 P ,  C08J 9/00 CES A ,  C08J 5/22 CES
Fターム (7件):
5H021BB05 ,  5H021EE02 ,  5H021EE03 ,  5H021EE04 ,  5H021HH01 ,  5H021HH03 ,  5H021HH06

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