特許
J-GLOBAL ID:200903009726587038

ドライヤーのシール構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 望月 秀人
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-287961
公開番号(公開出願番号):特開平9-105580
出願日: 1995年10月09日
公開日(公表日): 1997年04月22日
要約:
【要約】【課題】 熱媒に過熱蒸気を利用した紙匹や塗工紙の乾燥装置であって、外部から外気が混入することを防止して純粋な過熱蒸気によって被乾燥物を乾燥させることができるドライヤーのシール構造を提供すること。【解決手段】 乾燥室40の上流側に蒸気回収室30を設けて該蒸気回収室30から、乾燥室40より漏洩した蒸気を回収する。蒸気回収室30の上流側にはシール室20を設けて、外気をウェブ10に該ウェブ10の走行方向に抗する方向に吹き付けると共に、吹き付けられた外気とウェブ10に伴流した外気を外部に排出する。蒸気回収室30と乾燥室40との圧力を調整して蒸気が蒸気回収室30に流れ出るようにする。これにより、乾燥室40にウェブ10に伴流した外気の浸入が防止される。乾燥室40の下流側には乾燥室40から抜出した蒸気を、ウェブ10に該ウェブ10の走行方向に抗して吹き付けることにより、乾燥室40から蒸気が漏洩することを防止する。
請求項(抜粋):
乾燥室内において過熱蒸気を吹き付けることによって該乾燥室内を走行するウェブや塗工塗料などの被乾燥物を乾燥させるドライヤーにおいて、前記乾燥室のウェブ出口からの媒体蒸気の漏洩を防止する出口側シール手段を設け、乾燥室内部において被乾燥物からの発生蒸気を該乾燥室のウェブ入口から排出させる排出手段と、上記排出手段によって排出された発生蒸気を受容すると共に、受容した蒸気を回収する蒸気回収室を上記乾燥室のウェブ入口に隣接して配設し、上記蒸気回収室に隣接させて上記乾燥室の反対側にシール室を配設し、上記シール室のウェブ入口から該シール室に浸入した外気と、上記蒸気回収室から該シール室に漏洩した発生蒸気とを外部に排出させる排気手段を設けたことを特徴とするドライヤーのシール構造。
IPC (5件):
F26B 13/00 ,  B05C 9/14 ,  F26B 13/04 ,  F26B 13/10 ,  F26B 21/00
FI (5件):
F26B 13/00 A ,  B05C 9/14 ,  F26B 13/04 ,  F26B 13/10 C ,  F26B 21/00 N
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 特開昭59-100383

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