特許
J-GLOBAL ID:200903009726811205

リニアイメージセンサのオフセットレベル補正方法およびその装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 千葉 剛宏 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-111013
公開番号(公開出願番号):特開平9-298647
出願日: 1996年05月01日
公開日(公表日): 1997年11月18日
要約:
【要約】【課題】周囲がべたで中央部に白抜けがある原稿をイメージセンサで読み取ったときのオフセットレベルの変動を補正する。【解決手段】ライン状の受光部に沿って転送部が配列されたイメージセンサの各画素の出力信号のオフセットレベルを補正する際、前記転送部を通じて画素信号を外部へ出力するとき、各1ライン分の画素信号の転送後に、さらに転送クロックを供給し、空となった転送部のレベルを空転送レベルとして出力させる。あるラインの各画素毎の補正量ΔCを求めるとき、あるラインの平均化空転送レベル(平均値)AV2からその1ライン前の空転送レベルAV1を引いた差を求め、次に、第1画素から補正しようとする第n画素までの前記差の全画素数Nに対する比例配分量を求め、この比例配分量を前記1ライン前の空転送レベルに加算した値を前記補正量とする。補正量ΔCは、ΔC=AV1+(AV2-AV1)×n/Nになる。前後の空転送レベルにより補正しているので、適切な補正が行える。
請求項(抜粋):
受光部に沿って転送部が配列されたリニアイメージセンサから出力される各画素信号のオフセットレベルを補正する方法において、前記転送部を通じて画素信号を外部へ出力する際、各1ライン分の画素信号の転送後に、前記転送部に転送クロックを与え続けることによって得られる信号レベルを空転送レベルとして出力するようにし、あるラインの各画素毎の補正量は、まず、前記あるラインの空転送レベルからその1ライン前の空転送レベルを引いた差を求め、次に、第1画素から補正しようとする画素までの前記差の全画素数に対する比例配分量を求め、この比例配分量を前記1ライン前の空転送レベルに加算した値を前記補正量とすることを特徴とするリニアイメージセンサのオフセットレベル補正方法。
IPC (2件):
H04N 1/19 ,  H04N 1/028
FI (2件):
H04N 1/04 103 E ,  H04N 1/028 Z
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 測距装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-032502   出願人:キヤノン株式会社
  • 特開平4-111669

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