特許
J-GLOBAL ID:200903009729515380

磁気ディスク装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小川 勝男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-294825
公開番号(公開出願番号):特開平10-143803
出願日: 1996年11月07日
公開日(公表日): 1998年05月29日
要約:
【要約】本発明は、MRヘッドをデータの再生用に用いた磁気ディスク装置の大容量化、性能向上に関する。【課題】 本発明の目的は、ダミーライト動作を行わないことによる装置性能の向上、サーボトラック記録にかかる時間の短縮、かつ、CSSゾーンを無くすことによる記憶容量の増大を同時に実現する磁気ディスク装置を提供することにある。【解決手段】 上記問題点は、MRヘッドの動作を不安定にする被磁化素子内の磁化方向の乱れを、MRヘッドを装置に組み込む前に外部磁界を磁気抵抗効果型素子の磁化困難方向に印加した後、磁化容易方向に印加することでなくすことにより解決される。【効果】 ダミーライト動作を行わないことによる装置性能の向上、サーボトラック記録にかかる時間の短縮、かつ、CSSゾーンを無くすことによる記憶容量の増大を実現する磁気ディスク装置が提供できる。
請求項(抜粋):
磁気抵抗効果を有し、かつ、バイアス電流が供給される磁気抵抗効果素子と、該磁気抵抗効果素子に供給されるバイアス電流によって磁化されると共に、該磁化された磁界によって該磁気抵抗効果素子にバイアス磁界を付与する被磁化素子とを有するMRヘッドを、磁気記録信号の再生用に用いた磁気ディスク装置において、同一線記録密度の信号をN回連続して記録、再生した際の再生出力振幅の変動幅をdVpp、N回の内の再生出力振幅の最大値をVmax.、再生出力振幅の最小値をVmin.、再生出力振幅の平均値をVave.とし、dVpp=[(Vmax.-Vmin.)/Vave.]×100(%)と定義すると、dVpp≦15%を満足することを特徴とする磁気ディスク装置。

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