特許
J-GLOBAL ID:200903009731478980

火花点火式エンジンの点火時期制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小川 信一 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-142007
公開番号(公開出願番号):特開2000-329046
出願日: 1999年05月21日
公開日(公表日): 2000年11月28日
要約:
【要約】【課題】バスやトラック等の大型エンジン等の比較的低回転数のエンジンにおいて、アイドリング運転時には、エンジン回転数を略一定に維持しながら安定した運転が可能で、かつ、何らかの原因で極低回転数になってもストールし難い火花点火式エンジンの点火時期制御装置を提供する。【解決手段】エンジンの点火時期Itの進角量の設定を、回転数Neが制御下限回転数Naよりも低い場合には一定にし、制御下限回転数Naと制御上限回転数Nbの間は、回転数Neの増加と共に小さくし、制御上限回転数Nbと基本特性復帰回転数Ncとの間は、回転数の増加に伴って基本点火時期進角特性に復帰するように進角させ、基本特性復帰回転数Ncより大きい場合は、基本点火時期進角特性に従って進角さるように構成する。
請求項(抜粋):
エンジンの回転数を検出する回転数検出手段を備え、該回転数検出手段で検出した回転数を基に火花点火式エンジンの点火時期を制御する点火時期制御装置において、アイドリング時に目標アイドル回転数に安定化するように制御を行う回転数範囲の下限と上限になる制御下限回転数と制御上限回転数を前記目標アイドル回転数を挟んで設定すると共に、基本特性復帰回転数を前記制御上限回転数よりも高く設定し、検出された前記回転数が前記制御下限回転数よりも低い第1範囲にある場合には点火時期の進角量を一定にし、検出された前記回転数が前記制御下限回転数と前記制御上限回転数の間の第2範囲にある場合は、回転数の増加に伴って点火時期の進角量を小さくし、検出された前記回転数が前記制御上限回転数と前記基本特性復帰回転数との間の第3範囲にある場合は、回転数の増加に伴って点火時期の進角量を基本点火時期進角特性に復帰するように進角させ、更に、検出された前記回転数が前記基本特性復帰回転数より大きい第4範囲にある場合は、基本点火時期進角特性に従って進角量を進角させて、点火時期を制御する火花点火式エンジンの点火時期制御装置。
FI (3件):
F02P 5/15 C ,  F02P 5/15 E ,  F02P 5/15 B
Fターム (10件):
3G022AA00 ,  3G022CA03 ,  3G022DA00 ,  3G022DA01 ,  3G022DA02 ,  3G022DA03 ,  3G022DA04 ,  3G022EA03 ,  3G022FA03 ,  3G022GA05

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