特許
J-GLOBAL ID:200903009739752160

燃料遮断装置および燃料遮断システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 下出 隆史 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-113846
公開番号(公開出願番号):特開平7-293385
出願日: 1994年04月28日
公開日(公表日): 1995年11月07日
要約:
【要約】【目的】 複数の燃料遮断装置を燃料タンクに装着した場合のタンク内圧の調整精度の向上を図る。【構成】 燃料遮断装置10は、双方向弁20を収納し燃料蒸気通気ポート18を有する双方向弁室24と、燃料遮断弁機構70を収納してタンク内に位置し燃料およびその蒸気が流入する下部フロート室26との間に、上部区画壁板28,下部区画壁板28aにより中空室80を気密に区画して備える。この中空室80には他の燃料遮断装置の燃料蒸気通気ポートが配管接続される中間室ポート19が設けられている。よって、燃料遮断装置10の双方向弁20により、中間室ポート19を経て他の燃料遮断装置へも燃料蒸気の双方向通気を図る。この際、中空室80により各燃料遮断装置間の圧力差の解消を図る。
請求項(抜粋):
燃料タンクに装着され、該燃料タンクと燃料蒸気回収機器との間で燃料蒸気の通気を行ないつつ該燃料蒸気回収機器への燃料液の流出を遮断する燃料遮断装置であって、ケース本体内に、前記燃料タンク内の燃料蒸気および燃料液が流入可能な下室と、前記燃料蒸気回収機器と接続される燃料蒸気通気ポートを有する上室と、該上室と前記下室との間に上部区画壁および下部区画壁とで区画形成された中間室とを備え、前記上室内には、前記燃料蒸気通気ポートと前記上部区画壁に空けられた上部連通孔との間において、該上部連通孔の圧力と前記燃料蒸気通気ポートの圧力の差に応じて双方向に通気を行なう双方向弁を有し、前記中間室には、外部機器との間で通気を行なうための中間室接続ポートを有し、前記下室内には、下室への燃料の流入に応じて浮沈し、流入した燃料により浮上することで、前記下部区画壁に空けられた下部連通孔を閉塞するフロートバルブを収納してなる燃料遮断装置。
IPC (3件):
F02M 37/00 301 ,  F02M 25/08 ,  F16K 24/00

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