特許
J-GLOBAL ID:200903009740066903

車両用情報伝送装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 長澤 俊一郎 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-227826
公開番号(公開出願番号):特開平8-098303
出願日: 1994年09月22日
公開日(公表日): 1996年04月12日
要約:
【要約】【目的】 制御情報や状態情報を各機器間で送受する直列伝送路を備えた固定編成同士を連結し伝送路を接続して統合する際、物理的に連結を切り離すことなく連結手続きのやり直しを行えるようにすること。【構成】 車両1〜4と車両5〜7から構成される固定編成を連結する際、伝送エラー等により伝送路8と9の統合に失敗すると、警告が表示される。この表示を受けて、運転士あるいは係員等が操作手段31によりリトライを指示すると、この操作信号が伝送路8を介して、編成の主局となる伝送制御手段に送られる。主局となる伝送制御手段は、上記操作信号を受信すると、切り換え手段111により連結信号50を強制的に切り離し状態に切り換えた後、再度正規の連続信号に復帰させる。これにより、連結制御手段112は切り離し手続きを実行して、連結手続きのやり直しを可能としたのち、連結手続きを再度実行する。
請求項(抜粋):
複数車両を連結して固定編成をなす列車の各車両に分散配置される各機器間で制御信号ないし状態監視信号を直列伝送する伝送路と、上記伝送路を介して、各車両に配置された各機器の制御信号ないし状態監視信号の送受を行う伝送制御手段とを備えた車両用情報伝送装置において、固定編成同士が連結されたことを識別する連結信号と、係員等により操作される操作手段とを設け、また、上記伝送制御手段に、一連の連結手続きを順次実行する連結制御手段と、上記操作手段の操作信号により連結信号を所定の状態に切り換える切換手段とを設け、伝送制御手段は、連結時、伝送路の統合処理に失敗し上記操作手段が操作されたとき、切換手段により連結信号を所定の状態に切り換えて、切り離し手続きを実行後、連結制御手段により再度連結手続きを実行することを特徴とする車両用の情報伝送装置。
IPC (2件):
B60L 3/00 ,  H04Q 9/00 301

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