特許
J-GLOBAL ID:200903009752528368

繊維切断装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 加藤 幸則 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-340961
公開番号(公開出願番号):特開平8-174474
出願日: 1994年12月26日
公開日(公表日): 1996年07月09日
要約:
【要約】【目的】 円周面に刃を放射状に植設した回転体に繊維を巻き付けつつプレスローラーを押し付けることにより長尺の繊維から短い切断繊維を得る場合に、植設した刃の間に目詰りする切断繊維の除去を容易にして、切断装置の連続運転を可能にする。【構成】 周面に刃1を植設した回転体2に、該回転体2を軸線方向への移動を自在にして一体回転する左右一対の大径回転体3a、3bの間に嵌合し、大径回転体の間に設けた繊維の供給間隙15内にプレスローラー18を介入させ、大径回転体内に、刃の配置間隔内に介入して切断繊維14′を除去するスクレーパー17を取り付けて、刃の間に生ずる切断繊維の目詰りを除去させるようにした。
請求項(抜粋):
周面の円周方向に間隔をおいて多数の刃を放射状に配置した回転体に、切断すべき長尺の繊維を巻き付けるとともに、外側からプレスローラーを押し付けて、巻き付けた繊維を刃の配置間隔に切断するようにした繊維切断装置において、前記回転体は、該回転体と共通の軸線を有して一体に回転し、列に対向させた内側面に回転体の収容空間を設け、且つ、該回転体を軸線方向に沿う移動を自在にして軸受けする左右一対の大径回転体内に収容され、この左右一対の大径回転体は、対向する前記内側面に、前記刃に向けて繊維を誘導する左右一組の環状のガイドデイスクと、このガイドデイスクの外側から前記収容空間内に延設されて、前記回転体の周面に沿って先端を各刃の配置間隔内に係合させる内歯歯車状のスクレーパーとを取り付け、上記左右一対のガイドデイスクの間から供給する長尺の繊維を、大径回転体と一体回転する前記回転体に巻き付かせ、同じくガイドデイスクの間に介入させたプレスローラーにより、外側から繊維を前記刃に押し付けて切断させ、各刃間に目詰り状に堆積する切断繊維を、前記回転体の移動時に各刃間に介入する上記スクレーパーにより掻き出させるように構成した繊維切断装置。
IPC (3件):
B26D 1/40 502 ,  B26D 1/40 ,  D01G 1/04 102
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 特開昭57-051818

前のページに戻る