特許
J-GLOBAL ID:200903009762422134

音声信号復号化装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 京本 直樹 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-166735
公開番号(公開出願番号):特開平7-030496
出願日: 1993年07月06日
公開日(公表日): 1995年01月31日
要約:
【要約】【目的】音声符号化データの伝送時におけるフレームデータエラー発生時の聴感上の雑音を低減する。【構成】符号化データはエラーチェック部11で伝送エラーが発生したか否か判定し、スイッチ群18を制御する。また符号化データは各周波数帯域ごとにデマルチプレクサ4によって分離され、復号器5で復号される。低周波領域側のデータはデータRAM14に格納される。平均エネルギー計算部15は、各帯域ごとにその前Nフレーム分の平均エネルギーを計算する。そして伝送時にエラーが発生した場合には、スイッチ群は低域側についてデータメモリに格納の前フレームデータを、高域側はその前Nフレーム分の平均エネルギーの白色雑音をフィルタバンク6に出力する。
請求項(抜粋):
送信側においてその周波数帯域が低周波側から数えて第0から第nの(n+1)個のサブバンドに分割され、各サブバンド毎に符号化され、所定期間毎の各サブバンドの符号化データを多重化して、フレームが作成されて送出された符号系列から音声信号を再生する音声信号復号化装置であり、受信符号系列を第0から第nのサブバンド信号に分離する手段と、受信符号系列から誤りを検出し、誤りが含まれているフレームを示す制御信号を出力するエラーチェック手段と、前記第0から第m(0〈m〈n)のサブバンド信号が格納され、1フレーム時刻後に格納データが読み出されるデータメモリと、前記第(m+1)から第nのサブバンド信号が供給され、1フレーム前からNフレーム前までに供給されたサブバンド信号の平均電力をサブバンド毎に算出し第(m+1)から第nの平均電力を示す値として出力する平均電力計算部と、第(m+1)から第nの白色雑音信号を生成する白色雑音発生器と、第(m+1)から第nの白色雑音信号を各々前記第(m+1)から第nの平均電力を示す値に応じてレベル調整し、第(m+1)から第nのレベル調整された白色雑音信号として出力するレベル調整手段と、第0から第nの(n+1)個スイッチからなるスイッチ群であり、これら第0から第nのスイッチの第1入力端子には前記第1から第nのサブバンド信号が供給され、第0から第mのスイッチの第2入力端子には前記データメモリから1フレーム前の第0から第mのサブバンド信号が供給され、第(m+1)から第nのスイッチの第2入力端子には前記第(m+1)から第nのレベル調整された白色雑音信号が供給され、前記第0から第nのスイッチは前記制御信号が誤りなしを示しているときは第1の入力を各々の出力端子に出力し、前記制御信号が誤りありを示しているときは第2の入力を各々の出力端子に出力するスイッチ群と、前記第0から第nのスイッチ出力が供給され再生音声信号を出力する周波数領域合成フィルタバンクとから構成されることを特徴とする音声信号復号化装置。
IPC (3件):
H04B 14/04 ,  G10L 7/04 ,  H04B 1/66

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