特許
J-GLOBAL ID:200903009762885231
地中ケーブル挿通用多孔ブロックの耐震継手
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
岸本 瑛之助 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-079210
公開番号(公開出願番号):特開平9-275622
出願日: 1996年04月01日
公開日(公表日): 1997年10月21日
要約:
【要約】【課題】 大地震のさいにも地中ケーブルの安全性を確保する。【解決手段】 地中ケーブル挿通用多孔ブロックの耐震継手は、2つの多孔ブロック1間に、水平貫通孔2A〜5Aを備えた厚板状発泡体6が介在され、厚板状発泡体6の両面が両多孔ブロック1の各端面に接着せられている。両多孔ブロック1の周面の環状溝7に、シール用環状弾性体8がはめ入れられている。分割方形金属枠9の下枠部材10が両多孔ブロック1の接続部分に下からはめ被せられ、下枠部材10の左右上部に設けた長孔11を有する耳12の外面に長孔11を覆う座金14が配され、両多孔ブロック1の左右側部に埋入せられている雌ねじ部材に、それぞれボルト16が、座金14、耳12および薄板状発泡体を通じてねじ止められ、上枠部材17が両多孔ブロック1の接続部分に上からはめ被せられ、両枠部材10、17の各左右両端の水平縁部18、19どうしが、パッキン20を介しボルト・ナット21で締め止められている。
請求項(抜粋):
2つの直方体状ケーブル挿通用多孔ブロック間に、多孔ブロックの各水平貫通孔と合致する水平貫通孔を備えた厚板状発泡体が介在され、厚板状発泡体の両面がそれぞれ対向する多孔ブロックの端面に接着剤により接着せられ、両多孔ブロックの周面でかつ対向する端面寄りに形成せられている環状溝に、これから外へ突出する横断面を備えたシール用環状弾性体がはめ入れられ、両多孔ブロックの環状弾性体にまたがる幅を有する分割方形金属枠の下枠部材が両多孔ブロックの接続部分に下からはめ被せられ、下枠部材の左右上部に設けられかつ前後方向にのびた長孔を有する耳が、薄板状発泡体を介して両多孔ブロックの左右側面にそわされるとともに、耳の外面に長孔を覆う座金が配され、両多孔ブロックの左右側部でかつ長孔の中程と対応する位置に埋入せられている雌ねじ部材に、それぞれボルトが、座金の貫通孔、耳の長孔および薄板状発泡体にあけられた貫通孔を通じてねじ止められ、分割方形金属枠の上枠部材が両多孔ブロックの接続部分に上からはめ被せられ、下枠部材の左右両端および上枠部材の左右両端にそれぞれ設けられている水平縁部どうしがパッキンを介して重ね合わされ、所要数のボルト・ナットで締め止められている地中ケーブル挿通用多孔ブロックの耐震継手。
IPC (2件):
H02G 9/06
, H02G 1/06 311
FI (2件):
H02G 9/06 B
, H02G 1/06 311 B
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