特許
J-GLOBAL ID:200903009763420798
変圧器の異常様相同定方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
村瀬 一美
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-188482
公開番号(公開出願番号):特開2009-025153
出願日: 2007年07月19日
公開日(公表日): 2009年02月05日
要約:
【課題】変圧器の鉄心、巻線の異常様相を簡易に同定する。【解決手段】少なくとも鉄心変形時に変化が現れる第1の測定領域5と、巻線異常時に変化が現れる第2の測定領域6について、低圧巻線を開放した状態と短絡した状態の高圧巻線の伝達関数を測定すると共に、前記高圧巻線を開放した状態と短絡した状態の低圧巻線の伝達関数を測定し、変化が現れた測定領域の組み合わせに基づいて変圧器の異常様相を同定する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
少なくとも鉄心変形時に伝達関数の変化が現れ得る周波数の第1の測定領域と巻線異常時に前記伝達関数の変化が現れ得る周波数の第2の測定領域について、低圧巻線を開放した状態と短絡した状態の高圧巻線の前記伝達関数をそれぞれ測定すると共に、前記高圧巻線を開放した状態と短絡した状態の前記低圧巻線の伝達関数をそれぞれ測定し、前記低圧巻線を開放した状態で測定した前記高圧巻線の伝達関数の測定値を第1の測定値とし、前記低圧巻線を短絡した状態で測定した前記高圧巻線の伝達関数の測定値を第2の測定値とし、前記高圧巻線を開放した状態で測定した前記低圧巻線の伝達関数の測定値を第3の測定値とし、前記高圧巻線を短絡した状態で測定した前記低圧巻線の伝達関数の測定値を第4の測定値とし、前記第1及び前記第3の測定値の第1の測定領域に変化が現れ、前記第2及び第4の測定値の第1の測定領域と前記4つの測定値の第2の測定領域には変化が現れない場合に鉄心に異常があると判断し、前記4つの測定値の第2の測定領域に変化が現れ、前記4つの測定値の第1の測定領域には変化が現れない場合に前記低圧巻線又は前記高圧巻線に位置ずれ異常があると判断し、前記第1及び前記第2の測定値の第2の測定領域に変化が現れ、前記第3及び前記第4の測定値の第2の測定領域と前記4つの測定値の第1の測定領域には変化が現れない場合に前記高圧巻線に変形異常があると判断し、前記第3及び前記第4の測定値の第2の測定領域に変化が現れ、前記第1及び前記第2の測定値の第2の測定領域と前記4つの測定値の第1の測定領域には変化が現れない場合に前記低圧巻線に変形異常があると判断することを特徴とする変圧器の異常様相同定方法。
IPC (2件):
FI (2件):
Fターム (13件):
2G014AA02
, 2G014AA03
, 2G014AA25
, 2G014AB04
, 2G014AB49
, 2G014AC19
, 2G036AA03
, 2G036AA05
, 2G036AA07
, 2G036AA27
, 2G036BA03
, 2G036BB22
, 2G036CA06
引用特許:
出願人引用 (1件)
-
変圧器内部診断装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願2003-042542
出願人:株式会社日本AEパワーシステムズ
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