特許
J-GLOBAL ID:200903009774981295

細胞標本等級付けのシステムおよび方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 平木 祐輔 (外2名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-541786
公開番号(公開出願番号):特表2001-518186
出願日: 1998年03月26日
公開日(公表日): 2001年10月09日
要約:
【要約】顕微鏡スライドガラス上の細胞標本内に存在する沈殿物識別マーカの量を評価するためのシステムおよび方法を開示している。自動顕微鏡システムは、沈殿物識別マーカを含む細胞に関連する目的の候補物質を識別および確認するために、細胞標本の低倍率および高倍率の走査を実行する。目的の候補物質について計算された中心周囲を占める整った形状の領域が、処理する画素を決定するために使用される。各画素について色比率が計算され(204)、沈殿物識別マーカに関連する色によって支配されていることを示すこれらの色比率が合計され(210)、標準化される(214)。目的の候補物質に等級を指定するために、標準化された色比率が最低1つの所定のしきい値と比較される(220)。総計スコアを形成するために、所定数の目的の候補物質の等級が合計され(224)、この総計スコアがしきい値と比較される。総計スコアがしきい値を上回る場合、一般にマーカに関連する病状を示すために、目的の候補物質が決定される。
請求項(抜粋):
顕微鏡スライドガラスに固定された細胞標本内の、可視的に検出可能な沈殿物識別マーカの量を評価する方法であって、 顕微鏡スライドガラスに固定した細胞標本の拡大ビューのデジタル画像を得る段階と、 細胞標本内の複数の目的の候補物質を識別するためにカラーデジタル画像を処理する段階と、 複数の目的の候補物質内で識別した目的の候補物質の中心を識別する段階と、 識別された各中心周囲の領域の各画素について、少なくとも2つの色成分の色比率を計算する段階と、 所定の色比率しきい値を超える計算された色比率を有する各中心周囲の領域内に存在する全ての画素について、平均色比率を計算する段階と、 各中心周囲の領域内に存在する沈殿物識別マーカの量を測定するために、計算された平均色比率を少なくとも1つの密度しきい値と比較する段階と、を有することを特徴とする方法。
IPC (2件):
G01N 33/48 ,  G01N 15/14
FI (4件):
G01N 33/48 M ,  G01N 15/14 B ,  G01N 15/14 C ,  G01N 33/48 P

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