特許
J-GLOBAL ID:200903009778305650

ドリルとそのための切削インサート

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石田 敬 (外3名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-528890
公開番号(公開出願番号):特表平9-512755
出願日: 1995年05月05日
公開日(公表日): 1997年12月22日
要約:
【要約】本発明は相対的に小さい値の直径範囲において改良性能を発揮して金属を穿削するドリルとそのためのインサートに関する。ドリルはドリルシャンクとしてその前端が半径方向外位と内位のインサート(16、17)を具備している。各インサートは伸長した長斜方形として、その短側面が中間で折れることにより鈍内角(δ)をなすV字形を構成する。インサートは半径方向外位インサート(16)の縦軸線がドリル軸線(CL)から角度(α)で傾斜していて、当該角度が半径方向内位インサート(17)の傾斜角度(β)とは相違している。
請求項(抜粋):
軸方向に形成されている少なくとも2つのチップフルート(13、14)を有するドリルシャンク(10)及び互いに同一の形状である主として伸長した多角形をなす切削インサート(16、17)を受容する少なくとも2つの切削インサート設置場(11、12)を含んで成るドリルであって、該切削インサートの1方(16)の実労切刃(24)は穴の直径(D)を当該切刃によって1方のフルート(13)にチップが流れる間に決めるように横に突出しており、そして他方の切削インサート(17)の実労切刃は他方のフルート(14)にチップを流すためにドリルシャンク(10)の周辺の半径方向内側に配置され、両実労切刃は両切削インサートの短側面に設けられていて、当該側面は中間で折れることによりその折れ線において鈍内角(γ)をなしており、そして前記の半径方向外位にあるインサート(16)はドリルの縦軸線(CL)に対して角度(α)で傾斜している、斯ゝる構成のドリルにおいて、各インサートは長斜方形の基本形を有し、そして該半径方向外位インサート(16)の縦軸線が前記の半径方向内位にあるインサート(17)の縦軸線と該ドリル縦軸線(CL)との間の傾斜角度(β)より小さい角度(α)で該ドリル縦軸線(CL)から傾斜しているように配置されていることを特徴とするドリル。
IPC (2件):
B23B 51/00 ,  B23B 27/14
FI (2件):
B23B 51/00 T ,  B23B 27/14 C
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開昭61-121810
  • 特開昭61-121810

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