特許

J-GLOBAL ID：200903009785201674

内燃機関用燃料噴射ノズル

発明者： 本江 勇介
出願人/特許権者： 株式会社デンソー
代理人 (1件)： 石黒 健二
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2003-114096
公開番号（公開出願番号）：特開2004-316598
出願日： 2003年04月18日
公開日（公表日）： 2004年11月11日
要約：

【課題】噴孔径を径小化することなく、また、噴射期間や噴射圧力を増大させることなく、燃料噴霧の微粒化促進を可能とすることで、エンジン排出ガスを浄化することのできる内燃機関用燃料噴射ノズルを提供する。【解決手段】ノズルボデー2の噴孔部9に、複数の噴孔入口流路31の出口部と複数の噴孔出口流路34の入口部とを円環状流路33で連通するような噴孔形状、すなわち、複数の噴孔流路中を通過する際に燃料流の剥離点を多数生じさせるような噴孔形状を採用しているので、キャビテーション気泡の発生を促進する効果を向上できる。一方、3体の燃料流(A・B・C)の衝突エネルギーにより噴孔出口流路34内にて燃料流の乱れを促進させることができるので、キャビテーション気泡と燃料流とが混合した燃料液滴を、複数の噴孔出口流路34の各出口部よりエンジンの燃焼室内に噴射することができる。【選択図】 図5

請求項（抜粋）：

(a)軸方向に往復移動可能なノズルニードルと、 (b)このノズルニードルが着座するシート面、およびこのシート面よりも燃料の流れ方向の下流側に設けられて、内燃機関の気筒の燃焼室内に燃料を噴射する噴孔部を有するノズルボデーと を備えた内燃機関用燃料噴射ノズルにおいて、 前記ノズルボデーの噴孔部は、前記シート面から前記燃焼室内へ燃料が向かう複数の噴孔流路、およびこれらの噴孔流路の中間部同士を連通する連通路を有していることを特徴とする内燃機関用燃料噴射ノズル。

IPC (1件)：

F02M61/18

FI (3件)：

F02M61/18 330Z ,  F02M61/18 320Z ,  F02M61/18 340C

Fターム (9件)：

3G066AA07 ,  3G066AD07 ,  3G066AD12 ,  3G066BA03 ,  3G066CC14 ,  3G066CC22 ,  3G066CC29 ,  3G066CC34 ,  3G066CC37