特許
J-GLOBAL ID:200903009792052587

摩擦摩耗試験機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊藤 求馬
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-201312
公開番号(公開出願番号):特開平10-026581
出願日: 1996年07月11日
公開日(公表日): 1998年01月27日
要約:
【要約】【課題】 褶接して相対運動する一対の金属部品の褶接面間に潤滑油により油膜形成された潤滑状態について、物性の異なる潤滑状態の区分を正確に判定できるデータを得る摩擦摩耗試験機を提供することである。【解決手段】 褶接して相対運動する一対の金属試料1A,2の褶接面11a,2a間に潤滑油試料により油膜Lを形成し、褶接面11a,2aが金属接触した時に接触部を測温接点とする熱電対を金属試料1A,2、導通部材41,42で構成するとともに熱電対で発生する熱起電力を検出する熱起電力検出手段5を設け、かつ油膜Lの膜厚を検出する膜厚検出手段6を設けて、熱起電力の有無より混合潤滑と弾性流体潤滑の区分ができ、膜厚の、流体潤滑の最低膜厚との比較により弾性流体潤滑と流体潤滑の区分ができる構成とした。
請求項(抜粋):
褶接して相対運動する一対の異種の金属試料の褶接面間に潤滑油試料により油膜形成するとともに上記金属試料の相対速度N、潤滑油の粘度η、上記両金属試料間に作用する押し付け荷重Pよりなる潤滑条件を可変として上記両金属試料および潤滑油試料についての潤滑状態を評価する摩擦摩耗試験機であって、上記両金属試料にはそれぞれこれと同材質の導通部材をその一端において導通せしめ、上記両金属試料と上記両導通部材とで上記両金属試料間の接触部を測温接点としかつ上記導通部材の他端を基準接点とする熱電対を形成するとともに、上記熱電対に発生する熱起電力を検出する熱起電力検出手段を設けてNη/Pもしくは経時時間に対する熱起電力の挙動を評価することを特徴とする摩擦摩耗試験機。
IPC (2件):
G01N 3/56 ,  G01N 33/30
FI (2件):
G01N 3/56 M ,  G01N 33/30

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