特許
J-GLOBAL ID:200903009797063560

平判瓦

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 池田 治幸 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-009617
公開番号(公開出願番号):特開平8-199739
出願日: 1995年01月25日
公開日(公表日): 1996年08月06日
要約:
【要約】【目的】 瓦相互の位置決めを容易とすることにより屋根を容易に葺くことのできる平判瓦を提供する。【構成】 平判瓦10の襟部12の端縁に沿って連続して所定の高さH1 で立設された縦方向連続壁24と平判瓦10の桟部14の裏面に設けられた係合溝34の係合面30或いは32とが相互に係合させられることにより、平判瓦10の相互の横方向位置が容易に決定されるので、熟練を要することなく屋根を葺くことができる。また、上記襟部12の端縁に沿って連続して立設された縦方向連続壁24は、襟部12における水返し作用を有するので、平判瓦10全体を平板状とすることができることから、平判瓦10の相互の積み重ね方向の隙間或いは屋根の下地面との間の隙間が少なくなって密着性が高められるので、一層強風に耐えることができる。
請求項(抜粋):
横列方向の両側部のうちの一方に設けられて隣接する瓦の下に差し入れられる襟部と、横列方向の両側部のうちの他方に設けられて隣接する瓦の上に重ねられる桟部と、縦列方向の上側端部に設けられて隣接する瓦の下に差し入れられる尻部と、縦列方向の下側端部に設けられて隣接する瓦の上に重ねられる頭部とを備え、全体として平板状を成し且つ前記桟部が凸状に盛り上げられてその横断面が湾曲させられた形式の平判瓦であって、前記襟部の端縁に沿って連続し、該襟部の表面に所定高さで立設された縦方向連続壁と、前記桟部の裏面に設けられ、横列方向に隣接する瓦の縦方向連続壁と係合して相互の横列方向位置を決めるための係合溝とを含むことを特徴とする平判瓦。

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