特許

J-GLOBAL ID：200903009803818161

作業計画作成方法および装置

発明者： 小林 康弘 ,  澤 敏之 ,  古川 俊行 ,  藤川 歳幸
出願人/特許権者： 株式会社日立製作所
代理人 (1件)： 小川 勝男
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平9-296678
公開番号（公開出願番号）：特開平11-134392
出願日： 1997年10月29日
公開日（公表日）： 1999年05月21日
要約：

【要約】【課題】作業計画作成の過程で、計画案の探索範囲を拡大し、広い範囲の中から高い性能指標の計画案の探索可能とし、作業計画作成の効率の向上に寄与する。【解決手段】作業計画作成の過程の途中段階の計画案である中間解を探索して求める作業計画作成方法において、中間解のリストを用いて複数の探索途上の中間解を保持しながら、該中間解の生成に至るまでに適用された最近の操作手順を適用除外するという中間解に固有な制限条件を含めて、制限条件に照らして探索範囲を限定する。

請求項（抜粋）：

複数の操作からなる作業を時間軸上に配置して所定の性能指標を最適とする作業計画を、操作の時間的組合せから決まる計画案の間の隣接関係に基づいて、作業計画作成の過程の途中段階の計画案である中間解を探索して求める作業計画作成方法において、作業計画の開始条件,終了条件,初期計画案等を設定する計画条件設定ステップと、中間解のリストから探索対象とする中間解を選択しリストから除く中間解選択ステップと、選択した中間解に対する操作手順を、可能な操作手順の中から、該中間解の生成に至るまでに適用された最近の操作手順を適用除外するという中間解に固有な制限条件を含めて、制限条件に照らして限定する探索限定ステップと、中間解選択ステップで選択した中間解に、探索限定ステップで求めた操作を順次適用し、別の中間解を生成し、制約条件等の条件に照らして適格であるものを中間解のリストに含めるとともに、性能指標が最も良い計画案を更新する操作適用ステップと、計画条件設定ステップで与えた条件、中間解のリストの内容等に照らして処理の終了を判定する終了判定ステップを有し、終了条件を満たすまで前記のステップを順次繰り返し、性能指標が最も良い計画案を出力することを特徴とする作業計画作成方法。