特許
J-GLOBAL ID:200903009804506597

ワンタイムパスワード発行システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (5件): 金山 聡 ,  深町 圭子 ,  伊藤 英生 ,  藤枡 裕実 ,  後藤 直樹
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-113288
公開番号(公開出願番号):特開2008-269415
出願日: 2007年04月23日
公開日(公表日): 2008年11月06日
要約:
【課題】本発明の課題は、信頼性のあるワンタイムパスワードを発行するシステムを提供することである。【解決手段】時刻情報をICカードに送信して、ICカードが生成したワンタイムパスワードまたは警告情報を表示するICカードリーダライタと、ICカードリーダライタから受信した時刻情報と前回受信して前記記憶手段に記憶されている前回時刻情報を比較して、受信した時刻が前回時刻より進んでいるか否かを判定して、(1)前記時刻情報が前回時刻より進んでいると判定された場合には、前記時刻情報と前記秘密情報を用いてワンタイムパスワードを生成する、あるいは(2)現在時刻が前回時刻より遅れていると判定された場合には、前回時刻を含む警告情報を生成するICカードとから構成されることを特徴とするワンタイムパスワード発行システムである。【選択図】図1
請求項(抜粋):
ICカードと、ICカードリーダライタから構成されるワンタイムパスワード発行システムであって、 前記ICカードリーダライタは、 ICカードの認証情報の入力を受け付ける入力部と、 入力部が受け付けた認証情報をICカードに送信する認証情報送信手段と 認証情報の入力を受け付けしたときの時刻情報をICカードに送信する時刻送信手段と、 ICカードが生成したワンタイムパスワードまたは警告情報を表示する表示部と、 を備えるリーダライタであって、 前記ICカードは、 認証情報と前回時刻情報と秘密情報を記憶する記憶手段と、 ICカードリーダライタが送信する認証情報を受信して、記憶手段の認証情報と照合して、認証する本人認証手段と、 前記ICカードリーダライタから前記時刻情報を受信する時刻情報受信手段と、 受信した時刻情報と前回受信して前記記憶手段に記憶されている前回時刻情報を比較して、受信した時刻が前回時刻より進んでいるか否かを判定する判定手段と、 前記判定手段により、前記時刻情報が前回時刻より進んでいると判定された場合には、前記時刻情報と前記秘密情報を用いてワンタイムパスワードを生成するワンタイムパスワード生成手段と、 前記判定手段により、現在時刻が前回時刻より遅れていると判定された場合には、前回時刻を含む警告情報を生成する警告手段と、 を備えるICカードである ことを特徴とするワンタイムパスワード発行システム。
IPC (4件):
G06F 21/20 ,  G06K 17/00 ,  G06K 19/10 ,  H04L 9/32
FI (4件):
G06F15/00 330G ,  G06K17/00 T ,  G06K19/00 R ,  H04L9/00 673A
Fターム (17件):
5B035AA15 ,  5B058KA33 ,  5B285AA01 ,  5B285BA01 ,  5B285CA02 ,  5B285CB07 ,  5B285CB53 ,  5B285CB72 ,  5B285CB84 ,  5B285CB95 ,  5J104AA07 ,  5J104AA16 ,  5J104EA03 ,  5J104KA01 ,  5J104KA21 ,  5J104NA35 ,  5J104PA07
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 特表平6-507277号公報(4-5ページ、図1、3)ところで、特許文献1の技術では、ICカードが備えるクロックを認証装置のクロックと同期させるために、クロックの電源を内蔵するICカード(=アクティブ型ICカード)を用いなければならないが、特許文献1でも指摘されるように、カード形状の厚さがクレジットカードより厚くなるので、カード形状の統一性が崩れて、携帯性や使用感が悪化するという理由や、クロックが正常に動作し続けるために電源が切れないように注意を払わなければならない煩雑さがあるという理由から普及しなかった。現在使用されているICカードとしては、標準クレジットカード形状と同じ厚さ使い勝手がよくて、電源切れ防止の注意を払わなくてよいという理由から、電池を内蔵しないICカード(=パッシブ型)が広く普及している。このようなパッシブ型ICカードでは、クロックを備えることができないので、外部のクロックから現在時刻情報を取得して、ワンタイムパスワードを生成している。

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