特許

J-GLOBAL ID：200903009805449376

アルミニウム及びアルミニウム合金の組織制御

発明者： 重松 一典 ,  齋藤 尚文 ,  中村 守
出願人/特許権者： 独立行政法人産業技術総合研究所
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2002-237777
公開番号（公開出願番号）：特開2003-064458
出願日： 2001年02月22日
公開日（公表日）： 2003年03月05日
要約：

【要約】【課題】 アルミニウム及びアルミニウム合金の組織制御方法及びその製品を提供する。【解決手段】 アルミニウム乃至アルミニウム合金部材の表面に高速回転する工具を接触させ、工具と部材表面の摩擦熱による部材の熱処理効果と、工具による部材の機械的撹拌効果との併用によりアルミニウム乃至アルミニウム合金の組織制御を行い、局所的に強度及び硬度を高めた製品であって、工具の回転数を変化させること、及び/又は工具と部材が接触する部分の面積を任意に変化させること、によって、発生する摩擦熱量を制御して部材の熱処理温度を任意の値に変化させ、部材の結晶粒径組織を任意の大きさに制御することにより局所的に強度及び硬度を高めたアルミニウム乃至アルミニウム合金。

請求項（抜粋）：

アルミニウム乃至アルミニウム合金部材の表面に高速回転する工具を接触させ、工具と部材表面の摩擦熱による部材の熱処理効果と、工具による部材の機械的撹拌効果との併用によりアルミニウム乃至アルミニウム合金の組織制御を行い、局所的に強度及び硬度を高めたアルミニウム乃至アルミニウム合金であって、工具の回転数を変化させること、及び/又は工具と部材が接触する部分の面積を任意に変化させること、によって、発生する摩擦熱量を制御して部材の熱処理温度を任意の値に変化させ、部材の結晶粒径組織を任意の大きさに制御することにより局所的に強度及び硬度を高めたことを特徴とするアルミニウム乃至アルミニウム合金。

IPC (6件)：

C22F 1/04 ,  C22F 1/00 601 ,  C22F 1/00 604 ,  C22F 1/00 630 ,  C22F 1/00 ,  C22F 1/00 685

FI (6件)：

C22F 1/04 A ,  C22F 1/00 601 ,  C22F 1/00 604 ,  C22F 1/00 630 A ,  C22F 1/00 630 C ,  C22F 1/00 685 A

引用特許：

出願人引用 (4件)

• 金属材の表面改質方法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平11-207159   出願人：日立金属株式会社
• ブッシュ装着用部材
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平10-018729   出願人：東海ゴム工業株式会社, 昭和アルミニウム株式会社
• 水密構造
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平10-158190   出願人：日本軽金属株式会社
• 特許第3755024号
  

審査官引用 (1件)

• 金属材の表面改質方法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平11-207159   出願人：日立金属株式会社